仕上げはスープジャーにお任せ♪「親子丼弁当」
受験シーズンを控え、お子さんに「塾弁」を作る方もいらっしゃるのではないでしょうか? 塾で食べるお弁当は、パッと食べられて消化の良いもの、そして温かいお弁当だとなおうれしいですよね。
今回はスープジャーで仕上げる「親子丼弁当」をご紹介します。親子丼ならパッと食べられますし、スープジャーに入れてあるので食べるときにもほかほかです。副菜に野菜もしっかりと添えてあげれば、栄養のバランスも良いですよ。
しかも今回の親子丼は、市販の焼き鳥缶と電子レンジを活用したお手軽バージョンです。仕上げに味をなじませるのは、スープジャーの保温機能にお任せなので、とってもお手軽ですよ。
調理時間はたったの5分!「親子丼」
市販の焼き鳥缶を使うので、調理時間はたったの5分! しかも調理には電子レンジを使用するので、火も使いません。スープジャーの中で、焼き鳥の味がしっかりなじんで、美味しさが倍増する親子丼です。保温調理で玉ねぎもとろとろになりますよ。
【主な材料】
焼き鳥缶
玉ねぎ
卵
三つ葉
●詳しいレシピはこちら
やきとり缶で!親子丼【お弁当】スープジャー
お弁当の彩りにぴったり♪電子レンジで作る「温野菜」
電子レンジでパパッと作る温野菜をご紹介します。味付けはコンソメだけ! 野菜そのものの美味しさや甘みを楽しめる一品です。味をなじませれば、より美味しくいただけるため、お弁当や作り置きにも最適ですよ。ベーコンやハムを足して、ボリュームアップさせても良いですね。
【主な材料】
じゃがいも
にんじん
ブロッコリー
コンソメ
●詳しいレシピはこちら
レンジで温野菜
スープジャーを使った「親子丼弁当」の作り方
1.スープジャーを熱湯で温める。
2.スープジャーを温めている間に、耐熱ボウルに焼き鳥缶の具を入れる。
3.焼き鳥が入っていた空き缶に、焼き鳥と同量の水を入れ、缶に残っていたタレごと耐熱ボウルに加える。
4.薄切りにした玉ねぎと、調味料を入れ、軽く混ぜる。
5.さらに溶き卵とグリーンピースを入れる。このとき、もともと入っていた玉ねぎや調味料とは混ぜ合わせないこと。ふんわりラップをかけて、電子レンジ600Wで3分加熱する。
6.スープジャーに入っていた熱湯を捨てる。親子丼の具は、温めたあとに軽く混ぜ合わせてから、スープジャーに入れる。
7.お好みで三つ葉も入れて、蓋をする。
8.別容器にご飯を入れる。
9.小さな容器に副菜を詰める。
「親子丼弁当」の調理のコツと栄養のポイント
スープジャーを温めておくことは、お弁当を美味しく安全に食べるのに必要なことなので、少し手間はかかりますが、しっかり温めておいてくださいね。
作った時点では、まだ多少、玉ねぎにシャキシャキ感が残っていたり、卵と焼き鳥の味がなじんでいないことがありますが、スープジャーで保温調理することで、玉ねぎはとろとろに、焼き鳥の味もばっちりとなじみます。温かいお弁当を食べられるだけでなく、最後の仕上げをスープジャーがしてくれるので、一石二鳥なんですよ。
なお、お弁当で長時間持ち歩く場合には、安全のためにも卵には充分に火を入れること。また、市販の焼き鳥缶の種類によって味が異なってくるので、お好きな味を見つけてみてくださいね。
どうして「塾弁」に親子丼が良いの?
勉強中は、脳がたくさんの「糖」を必要とします。その「糖」は調味料の砂糖で素早く脳に届き、効率よく脳を活性化できるそうです。お米にも糖質は含まれていますが、たくさん食べすぎると眠気が起きやすいので、ご飯の量は少し少なめでも良いかもしれないですね。
また、卵に含まれるレシチンは、記憶力や集中力アップに効果的なのだそうです。三つ葉にも、食欲増進や消化を促す効果があり、さらに神経を安定させ、イライラを解消する効果もあるので、彩りとしてだけでなく、栄養としても摂りたい食材ですよ。
親子丼は、油分も少なく胃に負担が少ないので、とっても「塾弁」向きなんです。ちなみにあえて油を摂るときは、魚介類や亜麻仁(あまに)油、エゴマ油など「オメガ3系」といわれる油分に含まれる、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が、集中力を助け、学習能力をあげると言われています。
手軽に作れて、寒い日にもほかほか美味しく、そして栄養バランスもばっちりな「親子丼弁当」で、がんばるお子さんを応援しましょう♪
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