塩麹に漬けた豚肉は、旨みがたっぷりでしっとり柔らか。 そこに梅の爽やかさや甘酸っぱさを加えて、ごはんに合うおかずに仕上げました。 朝のうちに漬けておけば、食べる直前に焼くだけで完成♩冷凍保存も可能なので、忙しい時にも助かるメニューです。
・塩麹は焦げやすいので、火加減には注意してください。焦げ付きが心配な場合は、クッキングシートやフライパン用ホイルなどを使うと良いです。 ・塩麹を下味として漬け込む際は、肉の重量の10%を目安に使用される◎
豚ロース肉は筋切りをし、包丁の背や麺棒で軽くたたく。 A 塩麹30g、梅干し(たたいたもの)1個、酒大さじ1を混ぜ合わせて豚肉にまんべんなく塗り、空気が入らないようにラップでくるむ。半日もしくは1日漬け込む。
フライパンを弱火にかけサラダ油をひき、豚肉をじっくり焼く。
片面が焼き色が付いたら裏返し、そのまま弱火で蓋をして蒸し焼きにする。
食べやすい大きさに切り、器に盛る。
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ここえみ
栄養士・発酵食品ソムリエ
夫と大学生の娘の3人家族。 栄養士・発酵食品ソムリエ。 栄養士として、産科や小児科で栄養指導業務に就く傍ら、“作ることも食べることも楽しんで”をモットーに、ごはん作りを楽しんでいます。 キッチンに立つ私の様子を見て、とても楽しそうだから…と娘が勧めてくれた、おうちごはん投稿。 SNSで食や料理を通じて、大勢の方と繋がることができ、大きな喜びと嬉しさを感じています。 “食事をする”ということは、生きていく上で欠かすことのできない行為ではありますが、それだけではないと思っています。むしろ、他に大切なことが詰まっているんじゃないかと。 栄養バランスはもちろん大事ですが、食事をする時間が、義務感からくるただのお腹を満たすだけの時間ではなく、そこに誰かと美味しさを共有できる楽しさや、1人の時間であっても、ホッとできる安心感を得られたりする時間であってほしい。 そんなことを思いながら、日々仕事に就き、そしてお料理をしています。 見て楽しい、食べて美味しい、そしてほっと安らげるようなおうちごはんメニュー。 私が愛してやまない、麹を始めとする発酵食品を使ったメニューも、たくさんお届けできたらと思っています。 よろしくお願いします。