仕込みを丁寧にすると、臭みのない極上のしぐれ煮が出来ます。同じ鍋で下処理から仕上げまでします。かかる時間も短いので、ひと手間かけてみませんか? 感動の仕上がりです。
短時間で炒り煮して、牛肉を柔らかく仕上げるために、下処理でひと茹ですることです。 肉臭さと余分な脂を取り除いて、上質な食味に仕上げます。 味噌と蜂蜜は味に深みを出します。 最後に加える少量の醤油で、醤油の香りも生きた仕上がりです。
鍋に水1リットルを沸騰させ、牛肉(切り落とし)をサッと茹でる。
ボウルに張った冷水に、茹でた牛肉を入れる。
ザルに上けて水気を切る。 この時使ったザルとボウルは、洗わずに置いておく。次にまた使います。
綺麗に洗った鍋(何気にここ、大事なポイントです)に、A 水100ml、酒100ml、味醂100ml、砂糖大さじ1、醤油大さじ1を入れて沸騰させたところに、水気を切った牛肉を投入する。
強火でサッと短時間煮る。
ザルとボウルを使って、牛肉と煮汁を分ける。
煮汁だけ鍋に戻し、B 赤味噌大さじ1、蜂蜜大さじ1、生姜(千切り)一欠片分を加えて沸騰させる。強火で半量くらいまで煮詰める。
牛肉を入れて、強火で煮からめる。
画像くらい煮詰まったら、仕上げに醤油小さじ1まわしかけて、煽り混ぜて仕上げる。
強火で短時間で仕上げるのと、あらかじめ茹でて火を通しておくことが、柔らかくて美味しいしぐれ煮のコツです。
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トコトコ
初めまして。 お家ご飯でも、盛り付けにひと工夫加えておもてなしがモットーです。 四季折々の食材を大切に、視点を変えて新しい味探しなお料理を日々楽しんでいます。 昔ながらのお料理の基本を大切にしながら、実験的なお料理方法にチャレンジするのも大好きです。 和食が1番好きですが、ジャンルにとらわれない創作料理を考える時が1番ワクワクします。 食育と薬膳の視点から、食材の持つ力を大切にしています。 とにかくよく食べる家族5人のご飯に一日中追われています(汗) お気軽にのぞいてみてくださいね。