「ガレット」は、平たくて丸い焼き菓子の総称。「ブルトンヌ」は、ブルターニュ風を意味します。 乳製品と、塩の産地であるブルターニュ地方の恵みで作るサブレです。 プレゼントや手土産にもピッタリです!! クラシックなお菓子は、本当に美味しいです。
▶︎工程1のサブラージュ(sablage)は、両手で脂肪と粉類をすり合わせるように砂状のサラサラした状態のすることです。 ▶︎工程7の生地を練らずに伸ばして、切る、重ねる、伸ばすを繰り返す、この工程は焼き上がりの食感をよく仕上げるポイントです。
ボウルに冷やしておいた角切りバター、粉類(薄力粉、ベーキングパウダー、アーモンドプードル、塩)を入れ、両手ですり合わせてサブラージュ(砂のようにさらさらに)する。
グラニュー糖を入れ両手で軽く合わせる。
冷やしておいた卵黄、ラム酒を入れ、カードで練らないようにさっくりと合わせる。
生地がまとまってきたらボウルに押し当てながらまとめる。
カードを使い、折り重ねて押さえるようにまとめる。 *切る、重ねる、押さえつけるを繰り返す
少し粉っぽい状態でラップに包み、1時間冷蔵庫で休ませる。
生地をクッキングシートで挟み、めん棒である程度の大きさまで伸ばして、切る、重ねる、伸ばすを繰り返す。 形を整えながら行う *この工程は焼き上がりの食感をよく仕上げるポイント
約0.7cm厚さの正方形に伸ばし、さらに1時間冷蔵庫で休ませる。
クッキングシートの両面をはがし、セルクル(5.5cm) で抜き、クッキングシートを敷いたまな板やバットに並べる。
生地の表面にハケで塗り、卵を2度塗りし、冷蔵庫で15~20分休ませる。
塗り卵の上からフォークで格子状に筋をつけ、クッキングシートを敷いた天板に間隔を開け、並べる。
生地にひと回り大きいサイズのセルクル(6cm)をかぶせ、形を整えます。
170℃に予熱したオーブンで25~35分焼く。
焼き上ったら、ケーキクーラーに移し、粗熱が取れたらセルクルを外す。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。