【目次】
1.クスクスとはどんな食材?
2.クスクスの原料やカロリーについて
3.クスクスの戻し方について
4.編集部が厳選!クスクスを使用したレシピ
1.クスクスとはどんな食材?
クスクスとは、発祥の北アフリカから中東で食べられている「世界最小のパスタ」。見た目はご飯や雑穀のように見えますが、実はパスタの一種なんです。加熱後に乾燥させているので、お湯をかけるだけで戻すことができるのも特徴です。
モロッコなどの北アフリカの家庭料理では、クスクスに肉と野菜の煮込みをかけて食べられています。ご飯のような見た目とやわらかい食感、クセのない味わいは日本人にとっても取り入れやすい食材ですよ。
2.クスクスの原料やカロリーについて
クスクスの原料はデュラム小麦。デュラム小麦に水を混ぜて乾燥させ、極小サイズにしたものがクスクスです。ご飯の粒よりも小さいクスクスは、スプーンですくって食べるのもほかのパスタとの違いです。ショートパスタの一種ですが、主食以外にもサラダ、スープの具材としても使われています。
クスクスのカロリーは乾燥したもので100gあたり358kcal、タンパク質11.6gです。(※1)スパゲッティ(乾燥)は100gあたり347kcal(※2)とクスクスはさほどカロリーが低いものではありません。
ただ、煮込み料理やサラダなど野菜をたっぷり使った料理にクスクスを使うと満足感も得られてダイエットにも活用できそうです。よりダイエットや健康意識の高い方は全粒粉のクスクスを試してみてはいかがでしょうか。全粒粉は食物繊維が豊富なので、お腹の調子を整えたり、血糖値の急上昇を抑えたりする働きが期待できますよ。
(※1) ユウキ食品株式会社「クスクス」
(※2)文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
3.クスクスの戻し方について
スパゲッティなどほかのパスタと同様、クスクスも加熱して乾燥された状態で売られているので、やわらかく戻す必要があります。ただ、ほかのパスタのようにゆでる必要はなく、熱湯をかけて混ぜて蒸らすだけと比較的戻すのが簡単です。火を使わずにすぐに戻せるのはクスクスの魅力ですね!
クスクスは、戻すと乾燥されたものの約2.2倍に膨れます。主食として食べるなら1人分50~80g程度、サラダや付け合わせなら1人分30g程度を目安に戻してみてください。戻し方については、いろいろな方法がありますが、今回は簡単なクスクスの戻し方を工程付きでご紹介します。商品によっては、戻し時間や工程が異なるものもありますので、商品の表示も参考にしてくださいね。
1.耐熱容器にクスクス50gを入れて熱湯を60ml入れる。
2.混ぜる。
3.耐熱容器にラップをして3分ほど蒸らす。
サラダや、煮込み料理に合わせるときなど味付けをしたい場合は、熱湯を入れたタイミングで塩、オリーブオイルなどで味付けをします。
4.編集部が厳選!クスクスを使用したレシピ
Nadiaに掲載されているクスクスを使用したレシピをご紹介します。クセのない味わいのクスクスは、さまざまな料理に合うのも魅力です。今回は混ぜるだけで作れるチョップドサラダや、煮込みスープをたっぷりとかけて食べる料理など日本人にも取り入れやすいレシピを集めました! ぜひ作ってみてくださいね。
混ぜるだけで簡単!チョップドサラダ
https://oceans-nadia.com/user/179815/recipe/416359
いろいろな野菜を一度に食べたいときにおすすめのチョップドサラダ。赤パプリカや黄パプリカ、紫キャベツなどカラフルな野菜を使っているので見た目もとてもきれいです。クスクスは、ヨーグルトとバジルソースで味付けします♪
【主な材料】
クスクス
ひよこ豆
紫キャベツ
ズッキーニ
●kikusuzu/菊地美鈴さんの切ってレンチンして混ぜるだけ!チョップドサラダ
手羽元と煮込んで♪春野菜とひよこ豆のクスクス
https://oceans-nadia.com/user/14317/recipe/434109
「クスクス」に、たっぷり野菜や手羽元を煮込んだスープをかける料理です。スープのうま味を1滴も逃さずにクスクスがふくんで、うま味たっぷりに。北西アフリカの調味料ハリッサをつけて食べると相性抜群でおすすめです。
【主な材料】
クスクス
手羽元
玉ねぎ
トマト
●ヤミーさんの野菜たっぷり『春野菜とひよこ豆のクスクス』
トマト煮と合わせて!なすとひよこ豆のクスクス
https://oceans-nadia.com/user/11928/recipe/396857
クスクスとなすとひよこ豆のトマト煮を一緒に食べるレシピです。トマト煮は、味付けにクミンとコリアンダーを使用するだけでエスニック風に仕上がります♪ スパイス香るトマト煮は、クスクスとの相性も抜群ですよ。
【主な材料】
クスクス
なす
ひよこ豆
カットトマト
●曽布川優子さんのちょっとエスニックな香り~なすとひよこ豆のクスクス
日本ではまだあまりなじみのないクスクスですが、実はお湯をかけて混ぜるだけで食べられるので意外とお手軽です。サラダや煮込み料理などに、ぜひ取り入れてみてくださいね。