今年の土用の丑の日は「う」の付く食べ物でスタミナをつけよう!
7月27日は「土用の丑の日」。夏の土用の丑の日といえば、「うなぎ」を連想される方が多いのではないでしょうか。
昔から、体調を崩しやすい夏には栄養価の高いうなぎを食べると良いと言われてきましたが、うなぎだけが土用の丑の日の食べ物ではないのです。うなぎ以外にも「う」から始まる食べ物を食べると夏バテしにくいのだとか。
そこで今回は、夏バテ予防に効果的な「う」のつく食べ物をご紹介するとともに、それらの食材を使ったおすすめレシピもご紹介します。暑い夏を乗り切るためにも、普段の献立にもぜひ取り入れてみてくださいね。
夏バテ予防に効果的な「う」の付く食材
1.瓜(うり)
・きゅうり…夏野菜の定番ともいえるきゅうり。ビタミンCやカロテン、カリウムを含みます。カリウムは利尿作用があり、むくみやだるさの解消に効果的と言われています。
・ズッキーニ…近年人気が定着したズッキーニもうり科の野菜です。クセが無く低カロリーなのも嬉しいですね。カロテンやビタミンCが豊富で風邪の予防や美肌にも効果的です。
・ゴーヤ…夏のスタミナ野菜といえばゴーヤ。独特の苦み成分が胃液の分泌を促進して食欲を増進させると言われています。肝機能を高めて血糖値を下げる効果も期待できます。
・すいか…すいかには抗酸化作用のあるリコピンや、デトックス作用のあるシトルリンが含まれています。ビタミンとミネラルも豊富なため、免疫力を高めたり疲労を回復したりするのに効果的です。
2.うどん
冷たいうどんは、食欲が落ちる夏でも食べやすいのでおすすめです。
3.梅干し
主成分のクエン酸はエネルギー代謝を高めて疲労回復に効果的とされています。殺菌作用も強く、腐敗防止にも役立つので夏にぴったりですね。
4.牛肉(うし)
牛肉にはたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は筋肉や内臓、皮膚などの主成分なので、健康な体を作るためには欠かせない栄養素です。また、貧血予防に効果的な鉄分や、美容効果の高いビタミンB群も含まれています。
ほかにもウニや馬肉(うま)など「う」が付くスタミナ食材はありますが、今回は比較的手に入りやすい上記の食材を使って、おすすめレシピをご紹介します!
主食からデザートまで!土用の丑の日に食べたい「う」の付く食べ物レシピ4選
牛肉(うし)を使って。スタミナ満点のプルコギ丼
牛肉のこま切れを使ったプルコギをご飯にのせたプルコギ丼です。たれに使用したにんにくやコチュジャンの風味が食欲をそそります。甘辛い味付けなので子どもでも食べやすく、野菜もしっかり食べられるので嬉しいですね。温泉卵をトッピングすると、さらにスタミナ満点の一品に仕上がります。
【主な材料】
牛細切れ肉
にんじん
もやし
コチュジャン
温かいご飯
温泉卵
●詳しいレシピはこちら
『スタミナ満点☆プルコギ丼』
ゴーヤ(うり)とうどんのW効果!ゴーヤナムルのせジャージャーうどん
うり科のゴーヤとうどんを組み合わせた、夏におすすめの麺料理です。ジャージャー麺の肉味噌は甘めなので、ゴーヤの程よい苦みがアクセントになっています。ゴーヤのナムルは副菜としてもおすすめなので、夏の常備菜としてたくさん作っておくのも良いですね。
【主な材料】
ゴーヤ
豚ひき肉
干ししいたけ
冷凍うどん
甜麺醤
豆板醤
●詳しいレシピはこちら
『ゴーヤナムルのせジャージャーうどん』
梅干しの程よい酸味が決め手!さっぱり梅わかめスープ
梅干しの酸味が食欲を刺激する、さっぱりとした味わいのスープです。先ほどご紹介したプルコギ丼やジャージャーうどんとも相性が良いので、組み合わせて楽しむのも良いですね。食欲がない時は、梅わかめスープに春雨などを入れて、食べるスープ風にアレンジするのもおすすめです。
【主な材料】
梅干し
わかめ(乾燥)
長ねぎ
玉ねぎ
鶏ガラスープの素(顆粒)
●詳しいレシピはこちら
『梅わかめスープ』
すいか(うり)がおしゃれデザートに!もみこむだけの簡単ミルクソルベ
すいかはそのまま食べてももちろん美味しいのですが、ひと手間加えてちょっぴりおしゃれなデザートに仕上げました。すいかを丸ごと買ったはいいけれど、全部食べきれない…という時などにぜひお試しください。材料を保存袋に入れてもみこむだけなので、お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ。
【主な材料】
すいか
生クリーム
砂糖
●詳しいレシピはこちら
『もみこむだけで簡単!スイカのミルクソルベ』
いかがでしたか? 土用の丑の日におすすめのスタミナレシピをご紹介しました。うなぎ以外にもスタミナ食材や夏に摂りたい食材はたくさんあるので、お好みでいろいろと試してみてくださいね。暑い夏を元気に乗り切るためのヒントになれば嬉しいです。
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