基本のすし飯の作り方です。覚えておくと、ちらし寿司、手巻き寿司、海苔巻き、いなり寿司…なんでも作れます。美味しいすし飯のポイントを押さえて丁寧に説明しました!
美味しく作るポイントは大きく2つ! ①炊き立ての熱々ごはんにすし酢を合わせること ②すし酢は1分以内に手早く混ぜること 熱々ごはんにすし酢を入れると、ごはんがすし酢を吸ってふっくらします。いつまでも混ぜているとすし酢を吸って柔らかくなったごはんが潰れてしまうので手早く! すし飯はペタペタと手やボウルにくっつきやすいですが、濡らして絞ったさらしの布巾があると簡単にとれます。 粗熱をとったら、乾燥しないようにさらしの布巾をかぶせますが、なければラップでも。その時はラップの内側に水滴がつくと水っぽいすし飯になってしまうので、うちわであおいでしっかり湯気を飛ばしましょう。 手軽にボウルで作りましたが、飯台があればなおいいです。混ぜやすいし、余分な水分を吸ってくれて美味しいすし飯が作れます。
米は洗ってザルにあげて水気をよくきる。分量の水につけて30分以上おいて炊く。
A 酢50ml、砂糖大さじ2、塩小さじ1を合わせてすし酢を作り、昆布を加えておく。(砂糖の分量が多いので、よく混ぜて溶かす。溶けにくい場合は少し電子レンジにかけて温めるとよく溶ける)
米が炊けたら、大きめのボウル(あれば飯台)にあける。1のすし酢をしゃもじを伝わらせるようにしてまんべんなく回しかける。(昆布は除く)
すし酢が全体に行き渡るように上下を返し、しゃもじで切るように混ぜる。ごはんの塊の部分がないように全体を手早くほぐす。(1分以内に混ぜきる!)
すし酢が全体に行き渡ったら、うちわであおぐ。表面の湯気がおさまったら、上下を大きく返し、再びうちわであおぐ。
全体の湯気がおさまったら、水で濡らして絞ったさらしの布巾でしゃもじやボウルの周りについたすし飯をとってまとめる。
乾かないようにさらしの布巾をすし飯にかぶせる。
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MIHO
料理家・国際中医薬膳師
身近な食材でシンプルに美味しい家庭料理を心がけています。 東京都生まれ、現在は福岡県に在住 料理研究家のアシスタントを経てフリーランスの料理家へ 料理教室の運営や企業の商品開発、料理誌での撮影、執筆など ------------------------------------------------- 「À TABLE 365」主催 家庭での料理作りや夫婦のコミュニケーションに関する悩みを解決するためのオンラインプログラムです。食卓を通してより良い夫婦関係を構築し、自分らしく生きるためのお手伝いをしています。 ラジオでは「食卓から始まる夫婦の新しいスタート」というテーマで、夫婦が幸せになるための台所まわりのことや、日常で感じたことなどをゆるく配信しています。 「À TABLE !」とはフランス語で親しいひとに呼びかけるごはんの合図です。50代になった今だからこそ、こんな温かい言葉で始まる食卓を大切にしていきたいと思っています。 また、薬膳の知識を取り入れ、自分を含め、多くの女性がより心地よく暮らしていけるようになることを考えています。