とってもシンプルな材料で作る、優しい味がくせになる、ふわふわの蒸しパン。 混ぜてフライパンで蒸すだけなので簡単! パカッと割れて、ふわふわ軽〜く作れるコツをのせました。
・シンプルなので粉は美味しいものを使う。 ・ベーキングパウダーは必ず新しいものを使う。 ・粉と水分は木べらでねらないように混ぜ、混ぜすぎない。 ・水分と粉を混ぜたら、時間をおかずにすぐ蒸す。 ・パカッと割れるためには、必ず強火で蒸す。(ずっと強火がこわいなら、5分経ったら中火にしても良いです。)
フライパンにプリン型の高さ半分くらいの水を沸騰させておく。 フライパンの蓋にふきんをかぶせておく。 ※ふたの水分が落ちると、蒸しパンがベチャベチャになって膨らまないので、必ず蓋にふきんをかぶせてください。
ボウルにA 薄力粉50g、ベーキングパウダー小さじ1/2を入れて、泡立て器でぐるぐるよく混ぜる。(ふるう代わり)
別のボウルにB 水45cc (大さじ3)、砂糖大さじ3(約30g)、菜種油大さじ1を入れて、泡立て器でよく混ぜる。
2のボウルに1の粉類を加え、木べら(ゴムベラでも)でねらないように切るように混ぜる。 ※粉が見えなくなったらすぐに混ぜるのを止める。 多少つぶつぶが残っていても大丈夫。
プリン型(ココットやシリコンカップでも)にグラシンカップをしき、3を八分目まで流し込む。 ※粉と水分を混ぜてから放置すると、ベーキングパウダーの反応が進んでしまい、膨らみが悪くなるので、必ずすぐに蒸してください。)
沸騰したお湯の入ったフライパンの底に、ペーパーをしき、その上に4を並べる。
ふきんをかぶせた蓋を1cmくらい隙間を開けてのせ、強火で約10分蒸す。 (意外に早く水が蒸発します。途中で水分が蒸発してしまったら、ポットのお湯を足す。)
爪楊枝でさしてみて、何もついてこなければ出来上がり。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。