生地は手で丸められる固さで、少ない油で揚げ焼きにするので、作りやすいレシピです。素朴な味わいで、おから入りとは分からず、子どももパクパク! おからは食物繊維が豊富なので、便秘ぎみのお子さんにオススメです。
ご使用するおからに含まれる水分により、生地の固さが違ってくるので、牛乳は様子を見ながら加えてください。もし水分が足りなくてまとまらない場合は、牛乳を少しずつ増量して調整してください。べとついて手でまとめられなかった場合は、スプーン2本を使って丸めて油に落とす方法でも。
ボウルにA 薄力粉100g、おから100g、砂糖40g、ベーキングパウダー小さじ1/2を入れて、木べらでよく混ぜ合わせる。溶きほぐした卵、牛乳の順に加え、木べらで混ぜてまとめる。
フライパンに油を深さ1~2cmくらい入れて、弱めの中火にかける。油をうすく付けた手で、1を直径2cmくらいの平たい円形にし、揚げ焼きにする。 ※写真は、直径15cmのスキレットで揚げています。
生地の片面が焼けたら、ひっくり返し、転がしながら全体に焼き色を付ける。 キッチンペーパーに取り油を切り、粉砂糖をまぶす。
145593
河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。