自家製ピーナッツバターを作ってみよう!
トーストしたパンにたっぷり塗って食べると止まらないピーナッツバター。実は意外と簡単に作れてしまうんです!
できれば無塩のものがいいですが、手に入りにくい場合は、塩味のいわゆる「バタピー」でもOK! その際、塩気がきついようなら、さっと洗ってよく拭いてから使いましょう。200g用意します。
1.ピーナッツを香ばしくローストする
バットやアルミホイルにピーナッツを広げて、160℃のオーブン(予熱なし)、またはトースターで焦がさないように5分を目安にローストします。
この工程が香ばしく仕上げるコツなので、市販のローストピーナッツを使う場合でも再度ローストするのがおすすめです。
2.フードプロセッサーにかける
粗熱が取れたら、フードプロセッサー(ミキサーでもOK)に入れて撹拌します。写真のように油分が出てペースト状になればできあがりです。
アレンジ:甘みをつける
甘みをつけたいときは、砂糖大さじ1程度を加えて、一緒にフードプロセッサーなどにかけます。無塩のピーナッツを使う場合は塩少々も一緒に入れると味が引き締まります。
あればきび砂糖やブラウンシュガーなど茶色いお砂糖を使うと、コクのあるピーナッツとの相性抜群です。
【注意!】はちみつやメープルシロップは必ず「後から、手動で」!
はちみつやメープルシロップで甘みを付けたい、という方もいらっしゃると思います。より深みのある味になり美味しいのですが、はちみつやメープルシロップをピーナッツとフードプロセッサーにかけると、モソモソした仕上がりになってしまうんです。
ですから、これらを使いたいときは、ピーナッツがペースト状に仕上がったあとに、ゴムベラなどを使って「手動」で混ぜましょう。これだけ守れば失敗知らず。
できあがったピーナッツバターは冷蔵庫で1か月程度保存できます。保存の際は油分が酸化しやすいので、あまり空気に触れないように気を付けてくださいね。
料理にお菓子に。ピーナッツバターは活用は自在!
実はピーナッツバターは料理にもお菓子にも使える万能食材。せっかく手作りしたなら、ぜひ試していただきたい3つのレシピをご紹介します。
実は手作りできるんです!沖縄料理「ジーマーミ豆腐」
ピーナッツを使った沖縄のジーマーミ豆腐もピーナッツバターがあれば作れちゃいます。豆乳でやわらかくし、葛粉(なければ片栗粉代用可)で固めて作ります。
沖縄では一般的に甘い醤油味のたれをかけて食べますが、だししょうゆをかけたり、揚げ出しにしたり、いろいろな食べ方ができますよ。ピーナッツの甘い香りがたまらない美味しさです!
【主な材料】
・ピーナッツバター(甘みをつける前のもの)
・豆乳
・葛粉
詳しいレシピはこちら
手作りジーマーミ豆腐
ちゃちゃっと作れるのに本格的!「棒棒鶏風和え物」
通常は芝麻醤や練りごまといったごまペーストで作る棒棒鶏のたれ。こちらもピーナッツバターでうま味たっぷりの仕上がりに。ピリッとラー油を効かせるのがポイントです。
【主な材料】
・鶏ささみ肉
・きゅうり
・白髪ねぎ
・たれ…ピーナッツバター、酢、しょうゆ、砂糖、ごま油、ラー油
詳しいレシピはこちら
ピーナッツバターで!棒棒鶏風和え物
リッチな風味がたまらない!「ストロベリー&ピーナッツバターマフィン」
クッキーやケーキにも使えるピーナッツバター。今回はバター代わりにピーナッツバターとサラダ油で作るマフィンのレシピを紹介します。
焼き立てはさっくり、しばらくするとしっとり。ピーナッツの香ばしい香りとコクが美味しいマフィンです。いちご以外にバナナやブルーベリー、オレンジピールなど具材のアレンジも楽しんで。
【主な材料】
・ピーナッツバター
・きび砂糖
・サラダ油
・ 薄力粉
・いちご
詳しいレシピはこちら
ストロベリー&ピーナッツバターマフィン
美味しい自家製ピーナッツバターをパンに塗る以外でも♪
手作りピーナッツバターならこだわりの材料で作ることもでき、安心&安全。使いたい分だけ作れるのでいつでもフレッシュな風味が楽しめます。
これまではピーナッツバターを買ってもパンに塗るだけだったという方も、ぜひいろいろな食べ方をお試しください。
意外と簡単?手作り食品にチャレンジしてみよう!
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