基本のぜんざいの作り方です。 時間はかかりますが、丁寧に煮た小豆の旨味は格別です。 残ったら冷凍保存もできます。
■砂糖の分量はお好みです。私は200gくらいが好きです。 ■工程5で、1時間煮た後に粒によって煮えムラがあるようなら、火を止めて蓋をして20〜30分おくとムラなくふっくらとします。 ■やわらかくなるまで煮てから砂糖を加えます。 まだかたい状態のときに砂糖を入れると、それ以上やわらかくなりにくいです。 ■日持ち・・・冷蔵庫で3〜4日。冷凍庫で1か月ほど。
小豆(乾燥)は割れていたり変色しているものは除き、さっと洗う。 ※ざるで洗ったり、ゴシゴシ洗うと傷が付いて割れやすくなるので、ボウルや鍋の中で洗います。
ざるに上げて水気を切り、鍋に入れる。 たっぷりかぶるくらいの水(分量外)を入れ、中火にかける。
沸騰したら3分ほど煮て、ざるに上げて茹で汁を捨てる。 ※「渋切り」と言って小豆のタンニン・サポニンなどの渋み成分やアクを取り除く作業です。1回で構いません。
鍋をさっと洗い、小豆を戻し入れる。 水(1L)を入れて中火にかけ、アクが出たら取り除く。 ※水は小豆の4倍量を入れます。
小豆が指でつぶれるくらいになるまで、蓋をして1時間ほど弱火で煮る。 途中蓋を開けてアクを除き、小豆の顔が出るまで煮汁が少なくなっていたら水を足す。 ※小豆によって40分ほどで煮上がることがあります。様子をみて煮てください。
煮汁はお好みの濃度になるように、ボウルなどに取っておく。 ※念のため捨てずに取っておき、必要なら再び加えます。
砂糖を2回に分けて加える。 1回目の上白糖を入れて混ぜ、溶けたら3分ほど煮る。 甘味を見て残りの上白糖をお好みの量加え、塩も入れて更に2分ほど煮る。
お椀に入れ、お好みの餅をトースターなどで焼いて盛り付ける。
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神田えり子
料理家
料理家。 お家で食べるものは、体に優しく、飽きない味に。 作る人も負担にならない。 シンプルで素材を活かした関西風のおばんざいをご紹介しています。 ~書籍~ レシピ掲載「ぜんぶおうちで作れる デパ地下・有名店の大人気マリネ」(辰巳出版) レシピ監修「LODGEスキレット100%活用マニュアル」(辰巳出版) 著書「カラダよろこぶオイルおにぎり」(辰巳出版) レシピ監修「LODGEコンボクッカー100%活用マニュアル」(辰巳出版) ~テレビ出演~ NEWS every、Sma STATION、J:COM食+