春になったらたくさん食べたい筍。 鎌倉産の生わかめと合わせて、短い旬を味わいます。
新鮮な筍が手に入ったら、まず下茹でを! 時間が経つと固くなるだけでなく、エグミが出てくるので、とにかくすぐ茹でて下さい。 わかめは煮汁にくぐらせる程度で十分です。
*筍を下茹でする* 穂先を斜めに切り、皮に縦に包丁を入れる(後で皮が剥きやすい) 3リットル以上の米ぬかを入れた茹で、1時間程茹でる 冷めるまでそのままにしておく(一晩) 皮を剥く
*煮る* 筍を縦半分に切り、穂先から5cmを残して、1cm幅の半月に切る 穂先は縦に8〜12等分に切る 出汁と調味料を煮立て、固い部分から煮て10分程経ってから穂先を加えて15分程弱火で煮て火を止める
食べる直前に温め直し、ざく切りにしたわかめを加えて一煮立ちさせる
器に盛って、木の芽を添える 木の芽は手のひらに包むようにして叩くと香りが立つ
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ひな
「ひなや」出張料理人。 大阪生まれ兵庫京都育ちの関西人。 「食は愛」の家訓のもと育つ。 鎌倉を中心に関東圏で京都の家庭料理「おばんざい」をケータリング。 ありきたりのオードブルや仕出し料理に飽きた、ケータリング慣れしたお客様に好評。 個人宅のホームパーティから企業の懇親会、大使館での100人規模のパーティまで、全てひとりで仕入れから仕込みまで行い、お客様の楽しい時間のお手伝いをしている。