私のお気に入りのとろけるチーズタルト(レシピは未公開)を夏に食べたくなるようなさっぱりしたチーズタルトにしたくて、サワークリームの層を分けて2層にしてみたらさわやかな酸味で美味しくなりました!
クッキー生地の敷き込みが一番の難関かと思います。特に夏場はクッキー生地がダレやすく扱いづらいのでこまめに冷蔵庫に入れて冷やしながら作業を進めるといいですよ。タルトの敷き込みが初めての方や苦手な方はクッキー生地のバターを50gに減らして作ってみてください。
*クッキー生地は前日のうちに作って冷蔵庫で寝かせておく*A バター(食塩不使用)60g、砂糖25g、全卵10g、薄力粉100g バターを耐熱ボールに入れ電子レンジ300wで30秒加熱し柔らかくする。 砂糖を加え擦り混ぜる。
全卵は別の容器でよく溶いておき、1のボールに少しずつ加えて混ぜる。
薄力粉を加えゴムベラでよく混ぜる。 しっとりとまとまったらラップでピッタリ包んで冷蔵庫に入れ一晩寝かせる。すぐに使わない場合は冷凍庫に入れ冷蔵庫解凍して使う。
型の側面に細長くカットした生地を添わせるように入れる。
生地の重なり部分をナイフでカットする。隙間ができないようにとじ目を指でなじませてくっつけておく。
*チーズフィリングを作る*B クリームチーズ100g、砂糖40g、卵黄1個分、全卵2個、生クリーム100g オーブンを180℃に予熱開始する。 クリームチーズを耐熱ボールに入れ電子レンジ300Wで40秒加熱して柔らかくする。 砂糖を加えてよく混ぜる。
別の容器で卵黄と全卵を混ぜ合わせておき、工程10のボールに加えてよく混ぜる。
生クリームを加えて混ぜる。
クッキーの型にチーズフィリングを流し込む。
180℃のオーブンで23分焼く。 焼き上がりの表面はまだ白っぽく、生地がこんもりと盛り上がっている。 揺らすとフルフルと揺れるくらいの柔らかさ。 オーブンから出しておいておく。5分ほどたつと表面は平らに沈んでくる。
*サワークリームフィリングを作る*C サワークリーム80g、砂糖12g、生クリーム20g 耐熱ボールにサワークリームを入れ、電子レンジ600wで20秒トロトロに溶けるまで加熱する。 砂糖を加えて混ぜ溶かし、生クリームも加えなめらかに混ぜる。
出来ればチーズフィリングがまだ温かいうちにサワークリームを上に載せゴムベラである程度広げて、少しゆすると自然に溶けて平らになる。 サワークリームがうまく平らにならなかった場合は予熱の残ったオーブンに2~3分入れると溶けて平らになります。
焼いた当日はトロトロすぎてカットできません。 粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩冷やしてから召しあがれ♪
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hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。