お弁当を傷みにくくするためにおさえておきたい4つのポイント
お弁当を傷みにくくするためには、おかずの内容だけでなく、詰める前&詰めた後に気をつけておくポイントがあります。
1、手をしっかり洗い清潔な調理器具を使う
お弁当箱は前日に洗ってしっかり乾燥させておきましょう。また、お弁当のおかずを調理する前や、詰める時は手を洗い、清潔な箸を使ってくださいね。
2、冷ましてから詰めて蓋をする
おかずやごはんは冷ましてから詰めるようにしましょう。おかずやごはんを温かいまま詰めると、お弁当箱内に湿気がこもりやすくなります。「蓋を開けたら、水分が付いていた」という現象は、温かいまま詰めた時に起こります。
3、保冷剤や保冷バッグを使う
詰めてから食べるまでの間、冷たい状態をキープできるように保冷剤を使用しましょう。保冷剤の冷気は上から下へと流れるため、お弁当箱の上にのせることで、効率良く冷やすことができます。また、梅雨や夏は保冷剤だけでなく、保冷バッグも使用するのが効果的ですよ。
4、おかずは小分けにする
味の違うおかず同士をくっつけないようしましょう。水分が出てくる原因になります。おかずはできるだけ小分けカップなどを使うのがおすすめです。100円ショップなどで、さまざまな大きさのカップが売られているので、何種類か用意しておくと便利です。
梅雨のお弁当は食材に気を付けよう!
殺菌効果のある食材を使う
食材が傷みやすいこの時期は、殺菌効果のある食材を積極的におかずに取り入れましょう。
梅
塩だけで付けてある梅干しがベストです。きざんでごはんに混ぜたり、副菜の和え衣などに使用するのもおすすめです。豚肉などと炒めれば、さっぱりとした味になり、暑い日でも食べやすくなります。
大葉
殺菌効果のある食材として定番の大葉。豚肉やハム、鶏肉などと一緒に巻いて焼いたらお弁当おかずの完成です。
わさび・しょうが・からし
加熱したブロッコリーなどを和える時に、少量のわさびやからしを入れるのが◎。殺菌効果もありつつ、すっきりとした風味になり食べやすいですよ。
酢
酢には殺菌効果があります。豚肉や鶏肉を焼く時に甘酢の味付けにしてみてはいかがですか? 冷めてもおいしく食べられますよ。
梅雨のお弁当に注意したい食材
水分の多い生野菜に注意
きゅうりなどの水気が多い野菜は梅雨時期のお弁当にはできれば避けたい食品です。また、ミニトマトなどはよく洗ってからヘタを取り、水分を拭き取って入れましょう。梅雨時期の彩りには、加熱して食べる野菜のピーマンやブロッコリーなどが便利です。
加工品は加熱してから入れる!
ハム、カニカマ、ちくわなどの加工品はお弁当にも便利な食材ですが注意が必要です。生のまま入れてしまうと傷みやすくなるので、必ず加熱してから入れるようにしてください。
梅雨のお弁当に使いたい!傷みにくい簡単おかず
梅雨のお弁当にぴったりの殺菌作用のある食品を使用したおかずをご紹介♪ どれも簡単に作れるものばかりですよ。
しょうが風味の無限にんじん
無限にんじんにしょうがを入れてアレンジ♪ しょうがの殺菌作用で梅雨時期におすすめのお弁当おかずです。にんじんは、水分も出にくいのでおすすめですよ。
豚肉とゴーヤの梅炒め
梅干しをたたいて作った合わせダレで炒めれば即完成! ゴーヤと聞くと「ゴーヤチャンプル」のイメージが強いですが、色々な味付けと合わせてみると意外な発見がありますよ。梅干しと炒めることで、すっきりとした味になりゴーヤが苦手な方も食べやすいと思います。
3分調理。かにかまとキャベツの和え物
https://oceans-nadia.com/user/21965/recipe/154745
材料をすべて入れてレンチンで完成なので、忙しい朝にも作りやすい一品です。わさびを加えることで殺菌効果にもなり、すっきりとした味で食べやすさもアップしますよ。お弁当に入れる時は、しっかり水気を切って入れて下さい。
さつまいもとれんこんの甘酢がらめ
https://oceans-nadia.com/user/21965/recipe/145976
さつまいもとれんこんに片栗粉をまぶしてから加熱し、甘酢で味付けしています。片栗粉をまぶして揚げ焼きのように加熱することで、水分が出にくくなり、お弁当におすすめです。
きのこのマリネ
https://oceans-nadia.com/user/21965/recipe/143222
酢の物などが苦手な方は、白ワインビネガーとはちみつを使って作るマリネなら、味がマイルドになっておすすめです。お弁当に詰める時は水分を切って詰めるようにしてくださいね。
梅雨時期には傷みにくいおかずでランチタイムも安心!
いかがでしたか? 梅雨時期のお弁当を傷ませないためのポイントやおすすめレシピを紹介しました。ぜひ、これからの季節のお弁当作りに活用してみてくださいね。
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