お弁当に便利!知っておきたい冷凍作り置きおかずのポイント
忙しい朝のお弁当作りは、できるだけ時間をかけずに作りたいですよね。でも、彩りが良くおいしいものを作りたい!そんな時に役立つのが、冷凍できる作り置きおかずです。
どれも作ったら小分けカップに入れて冷凍してしまえば、お弁当に詰める前にレンチンするだけ。これが一つあるだけで、毎朝のお弁当作りがだいぶ楽になりますよ!
冷凍保存できる作り置きおかず
それでは、さっそく冷凍保存できる作り置きおかずをご紹介します。もちろん、冷凍だけでなく、冷蔵保存もOKです!
作り置きに。ピーマンのめんつゆ炒め
ピーマンとしらすをめんつゆで炒めたシンプルレシピ。ピーマンの緑色は作り置きにしても色が変わりにくいので、お弁当に彩りを添えてくれます。
しらすには、不足しがちなカルシウムが含まれているので、炒め物などに入れて手軽に摂取するのが◎。冷蔵保存で3〜4日、冷凍保存なら2週間ほど保存可能です。
●詳しいレシピはこちら
『作り置きに。ピーマンのめんつゆ炒め』
作り置きに。にんじんのコンソメ炒め
にんじん、ベーコン、コーンをコンソメで炒めた副菜です。ベーコンのうま味やコーンの甘みで、にんじんが得意でない方にも食べやすいかと思います。
にんじんの赤、コーンの黄色でお弁当の彩りにも◎。冷蔵保存で3〜4日、冷凍保存で2週間ほど保存可能です。
●詳しいレシピはこちら
『作り置きに。にんじんのコンソメ炒め』
作り置きに。シンプルチキンボール
鶏ひき肉と玉ねぎで作るシンプルな味付けのチキンボール。お弁当やスープ、あんかけなどさまざまな料理に使えるので、たくさん作って作り置きにするのがおすすめです。こちらも、冷蔵保存で3〜4日、冷凍保存で2週間ほど保存可能です。
●詳しいレシピはこちら
『作り置きに。シンプルチキンボール』
冷凍作り置きおかずを作る時の豆知識
冷凍保存できる作り置きおかずはとても便利ですが、お弁当に入れるとなると、やはり衛生面など気を付けるべきポイントがいくつかあります。
ここでは、より安全に冷凍保存する方法とお弁当に詰める時の注意点をご紹介します。
冷凍保存は小分け&ラップ&アルミトレーで
冷凍保存する作り置きおかずは、粗熱が取れたら小分けカップに分けて入れてラップに包み、アルミトレーにのせて冷凍庫へ。
アルミトレーに乗せると熱伝導が良くなり、速く冷凍することができます。小分けカップに入れておけば、このまま電子レンジで再加熱してお弁当に詰めることができるので便利です。
小分けカップの耐熱温度と耐冷温度の確認を忘れずに!
意外と見落としがちなのが、小分けカップの耐熱温度と耐冷温度。既定の温度を超えて加熱や冷凍すると、変質してしまったり、思わぬ事故につながるので注意しましょう。
まず、銀色のアルミホイルのカップは電子レンジで使えないので、家庭での冷凍作り置きにはNGです。
紙製のものの多くは耐熱温度が記載してありますが、耐冷温度の記載がないものも。この場合は冷凍するのは避けた方がベターです。
シリコン製のものは耐熱温度、耐冷温度ともに記載してあるものが多いのでおすすめです。紙製のものでも耐冷温度が記載してあるものもあるので、探してみてください。
弁当箱に詰める前に必ずレンチンを!
まず気を付けていただきたいのは、家庭で冷凍保存した作り置きおかずを、そのままお弁当に詰めて自然解凍することです。これは、衛生的に良くないのでやめましょう。
お店で売られている自然解凍できる冷凍食品は、徹底した衛生管理のもとで作られています。家庭ではどんなに気を付けてもやはり雑菌などが心配ですので、冷凍・冷蔵に限らず作り置きおかずをお弁当に詰める前には、必ず再加熱してから詰めるようにしてください。
お弁当箱を清潔に保つことも大切です!
お弁当箱やお弁当を詰める時に使う箸などは、よく洗ってしっかり乾燥させたものを使ってください。
水滴が付いている場合は、きれいな布巾やキッチンペーパーなどで拭き取ってからおかずを詰めるようにしてくださいね。また、おかずごとに箸は替えるようにしましょう。
冷凍できる作り置きおかずで、お弁当をもっと楽に
いかがでしたか? 作り置きおかずは冷蔵保存が一般的ですが、小分けにして冷凍保存しておけば、お弁当作りがもっと楽になりますよ。
ただし、自然解凍はNGなので、必ず電子レンジで再加熱するようにしてくださいね。ぜひ、この機会に試してみてください。