春色和菓子でおもてなし!
桜の季節も過ぎ、ゴールデンウィークももうすぐ。
お客様をお迎えする予定の方、おもたせを持ってお出掛けの方も多いのではないかと思います。人が集まることの多いこの時期、春を感じられる和菓子を手作りしてみてはいかがでしょうか。
今回は、特別な材料や道具を使わず気軽に作れる和菓子をご紹介していきます。
桜吹雪(桜寒天)
こちらは寒天液に舞う桜の花がまるで桜の花吹雪のようで、桜の名残が感じられる和菓子です。桜もち作りで桜の塩漬けが余っている方はぜひご活用を。
春とはいえ、最近では気温の高い日が多いので、つるんとしたのど越しの良いものが嬉しいですよね。桜のしょっぱさとあんこの甘みがとても合っていて、さっぱりと頂ける和菓子です。
では早速、材料と作り方をご紹介します。
材料 6個分
棒寒天 1/2本
水 300ml
上白糖 50g
桜の花の塩漬け 15g
白あん 90g
着色料(赤) 適量
作り方
下準備
○棒寒天は水に1時間つけておきます。
○桜の花の塩漬けは10分位水に浸けて塩抜きしておきます。
①白あんを赤く着色して、ゴムベラでよく混ぜます。15gずつ6個に丸めます(着色料はアイシング用のジェル状のものを使用しています。爪楊枝の先に少しだけつけて少量ずつ混ぜ込んでいき好みの色にしてください)。
②寒天の水気をしぼって手で細かくちぎり、鍋に300mlの水と一緒に入れて火にかけます。
③沸騰したら、沸騰を保ったままで3分混ぜながらよく煮溶かし、しっかり溶けてから上白糖を加えます(とけ残りが気になる場合は、しっかりめのキッチンペーパーでこしてから使って下さい)。
④桜の花びらは、水気を切って茎を除いて細かく刻んでから寒天液に加えます。
⑤器にラップをしいて寒天液を大さじ2杯半くらい入れ、そこにあんこ玉も入れて巾着状に絞り輪ゴムで留めます。
⑥粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
詳しい作り方はこちらをご覧ください。
https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/154010
あんことバニラアイスの抹茶袱紗つつみ
春の緑を感じさせてくれる鮮やかなグリーンのこちらの和菓子は、抹茶を加えてもっちりとした袱紗つつみに仕上げました。袱紗つつみの中身は何が入っているのかワクワクするものですが、今回はつぶあんとバニラアイスを包んでみました。
ちょっぴりほろ苦く爽やかな抹茶味が、バニラアイスのひんやりとした甘さを引き立ててくれ、これからの時期にぴったりの一品です。
アイスがやや溶けかけの時にいただくと食感やまろやかさが絶妙になります。また、バナナやいちごなどお好みのフルーツを包むのもおすすめです。
材料 4個分
白玉粉 10g
水 120ml
上白糖 小さじ2
薄力粉 50g
抹茶 大さじ1
サラダ油 適量
粒あん 80g
バニラアイス 1カップ
詳しい作り方はこちらをご覧ください。
https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/153992
薔薇(練り切り)
買うとなかなかお値段が高い上生菓子ですが、実はお家で手作りすることができるんです!
今回は、特別な調理道具は使わずに、電子レンジと大さじの計量スプーンで作れる薔薇の形の練り切りをご紹介します。
お皿にのせてスタイリングするときは、生の葉っぱを添えるのが素敵に見せるポイントです。写真はレモンリーフの葉を使っています。
また、色とりどりの薔薇を作れば華やかでおもてなしにもおもたせにも喜ばれそうですね。
材料 2個分
白玉粉 20g
水 大さじ1
上白糖 小さじ2
白こしあん 150g
着色料(赤)適量
詳しい作り方はこちらをご覧ください。
https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/154001
いかがでしたでしょうか。
和菓子は専用の調理器具が必要なことが多いですが、工夫次第で家にあるもので手軽に作る事ができますよ。
いろいろな春色和菓子を作って、ぜひ春を満喫してくださいね。
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