牛乳寒天を天の川に見立てて、ところてん突きに通しました。 麵状の寒天はほろほろ口でほどける食感。 電子レンジで簡単に作れる爽やかなレモンシロップが味をまとめてくれます。
粉寒天がダマになると寒天がゆるくなり、ところてん突きで突けなくなります。しっかり煮溶かして、温かい牛乳を加えてください。 また水分量が少なくなると弾力のありすぎる寒天になるので、寒天と水分のバランスに気を付けてくださいね。
〇材料を揃えます
耐熱容器にA 牛乳450ml、コンデンスミルク大さじ2(30g)を入れて電子レンジで600w2分加熱します。 冷たい牛乳を加えるとダマができてしまうので注意!
小鍋に水と粉寒天を入れてホイッパーで混ぜてから中火にかけます。 沸騰後さらに沸騰を保った状態で2分煮溶かし、上白糖を加えてよく混ぜたら温めた1を加え混ぜます。
ダマ・泡防止のためにざるを通して容器に流し入れます。 粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固めます。 それでも取りきれない泡が気になる場合は、食品OKなアルコールスプレーか、チャッカマンで消えます。
冷やし固めている間にフルーツを型で抜き取ります。
レモンシロップを作ります。 器にB 上白糖大さじ2、水120mlを入れ電子レンジで600w1分加熱します。 砂糖が溶けたら、薄切りにしたレモンを入れて冷蔵庫で冷まし味をなじませます。
冷えた牛乳寒天をところてん突きに入る大きさに切って、直接器の上に突きます。 ところてん突きがない方は、包丁で長めの細切りになるように切っても大丈夫です。
メロン、パインアップル、さくらんぼをのせて、レモンシロップをかけます。
171005
がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。