野菜不足の時こそおすすめしたいすいとん。余りもの野菜をどんどん入れて具沢山でヘルシーなすいとんは煮込みもお鍋一つなのでとっても簡単。片栗粉を入れた“つるもち”食感がたまりません!
すいとんの生地は30分ほど休ませることで水分が均一になじみ、なめらかで粉っぽさを感じにくくなります。今回は出汁を昆布と干ししいたけで作っていますが、時短で作る際は顆粒出汁や粉末出汁でも美味しく作れます。 すいとんを鍋に落とす時はスプーンだと厚くなってしまうので、手で伸ばし入れると薄く美味しく仕上がります。
B 昆布10cm1枚、干ししいたけ2枚、水700mlは1時間ほど浸けて戻しておきます。
すいとんを作ります。 ボウルにA 薄力粉70g、片栗粉30g、塩ひとつまみを入れ混ぜ、水60mlを少量ずつ入れながらへらで混ぜます。
全体が均一に混ざったらラップをして30分生地を休ませます。
鍋にBの昆布、干ししいたけ、戻し汁、を入れ、ごぼう、大根、にんじんも加えて火にかけます。
沸騰したら鶏もも肉を加えてアクを除き、油揚げを入れて弱火~中火の火加減で蓋をして野菜が柔らかくなるまで10分ほど煮ます。
昆布を取り除き、C 薄口醤油大さじ3、酒大さじ1で味付けします。
両手を水で濡らしてすいとんの生地を薄く引きちぎって鍋に入れます。なるべく薄くすると火通りも食感も良くなります。
2~3分煮て火が通ったら器に盛り付け、万能ねぎを散らします。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。