【完璧なとんかつは家で作れます!!】 高級とんかつ店には勝てない。それは難しい。 でも、お手頃な豚肉、身近な調味料、家庭用調理器具でこれは100点だと思います!! ◎中濃ソース(分量外)をかけています。「塩×レモン」、「ごま味噌」等お好みでどうぞ。 ◎完成写真は2枚分です。
▼工程1~2(下処理):叩くとお肉は柔らかくなり、脂身と赤身の境目に切れ目を入れることで、曲がらず真っ直ぐ揚がります。切れ目はキッチンバサミを差し込み、チョキンと切る方法でも良いです。 ▼工程3(下味):味の素®をまぶすことで、お手頃なお肉でも臭みが和らぎ、うま味をだすことができます。ない場合は市販の「味付け塩コショウ」だけで味付けしても、同じ味わいが期待できます。ブランド豚で、うま味と甘みが強い豚肉を使う場合は、味の素®はなくてもいいと思います。 ▼パン粉について…見た目にボリュームが感じられ、ザクザク食感が出やすい粗目のパン粉がおすすめです。 ▼切り方…包丁でザクっとひと思いに切ります。(前後にギコギコしないように) ▼下味保存時の注意点:冷蔵不可。急速冷凍しないとパン粉が水分をぐんぐん吸い、衣がべちょべちょに。さっくりカラッとした仕上がりではなくなってしまいます。すぐ冷凍するか、揚げてから冷凍してください。 ▼ヒレカツのレシピ https://oceans-nadia.com/user/230316/recipe/388262 ▼かつ丼のレシピ https://oceans-nadia.com/user/230316/recipe/388287
豚ロース(とんかつ用)を麺棒(又は肉叩き)で叩き、繊維を断ち切る。
脂身(白)と赤身の境目に切れ目を入れる。
両面にA 塩小さじ1/2、コショウ6ふり~、味の素®6~8ふりをまぶし、指先で撫でてすりこむ。
ひとつめのバットにB たまご1個、酒、水各大さじ1、薄力粉大さじ4を入れて混ぜ合わせる。(※バッター液) ふたつめのバットに生パン粉全量の内、半分を広げ入れる。
豚ロースをバッター液にくぐらせ、全体にしっかりまとわせたら、生パン粉の入ったバットに4枚並べ置く。
上から残りの生パン粉をふりかける。乾いた手で優しく抑えてパン粉をなじませ、側面にもパン粉をつける。
160℃の揚げ油に、ゆっくり滑らせるように入れる。
(※次の工程の前、揚げカスを取り除く)
190℃の揚げ油に入れ、30秒ほど揚げたら取り出す。 (※上げる際、カツの下少しを油につけたまま数秒待つと、界面張力でカツの油が揚げ油の方に引き寄せられ、油ぎれがよくなります。)
《冷凍保存:工程6のあと》 ▼1枚ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて急速冷凍する。(※置いた状態で凍るので、形が変わらないように平らに置く。) ▼揚げる前:水に浸して解凍する。(※水が入らないように注意。※傷んでしまうため、肉が常温になるほど長くは放置しない。) 《冷凍保存:揚げたあと》 ▼キッチンタオルで包んで油をきり、ラップをしてフリーザーバッグに入れて冷凍する。 ▼あたため:電子レンジで解凍し、トースターか魚焼きグリルで表面を焦がさないようにあたためる。
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2021/12/19 05:29
おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」