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    • 公開日2016/12/18
    • 更新日2016/12/18

    フライパンで煮込むだけ!ほろほろスペアリブの作り方

    骨からホロリとほどけてしまうほどやわらかく煮込まれたスペアリブは感動もの! しかもこれが、オーブンも圧力鍋も不要! フライパン1つで作れちゃいます。調理時間は30分ほど、「ほろほろスペアリブ」の作り方をご紹介します。

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    フライパンで煮込むだけ!ほろほろスペアリブの作り方

     

    フライパンひとつで簡単に作れるスペアリブ

    食べごたえのあるお肉料理もいいですが、柔らかく煮込まれたスペアリブも魅力的ですよね。ほろりと崩れてしまうほど柔らかくなったスペアリブはまさに感動ものです。今回はオーブンも圧力鍋も使わずに、フライパン1つで簡単に作れる方法をご紹介します。

    難しい工程はありませんので、初心者さんでもご安心を。「箸でつかめば、骨からホロリとほどけてしまうほど柔らかくて盛り付けるのが大変」、なんて、うれしい悲鳴をあげてみませんか?

     

    ほろほろに柔らかく煮込むポイント

    スペアリブの柔らかさを引き出すポイントはたったの3つ。難しい工程は特にありません。煮込んだり漬け置いたりと時間はかかりますが、キッチンで調理する時間は15分ほどでOKです。

     

    ポイント1:片栗粉の力をかりる

    スペアリブに下味をつけ、片栗粉をうすくまぶします。まぶした片栗粉はうまみを閉じ込めてくれるだけでなく、ぷるんとした独特の食感になり、しかも柔らかく仕上げるためのお手伝いもしてくれます。

     

    ポイント2:表面のたんぱく質を固め、壁を作る

    スペアリブを煮込む前に、まずは強火で表面に焼き色をつけます。最初に表面のたんぱく質を固めておくことで、お肉のうまみが閉じ込められ柔らかくジューシーな仕上がりになります。片栗粉の効果とダブルでうま味流出を防いでくれます。

     

    ポイント3:温度変化を利用して、さらに柔らかに

    スペアリブのうまみを閉じ込めたら、弱火でコトコト煮込んでいきます。この段階でも、すでにお肉は柔らかくなっていますが、さらにホロホロになるまで柔らかくするため、ゆるやかな温度変化を作ってあげます。

    コンロの火を止めたら、鍋に蓋をしてそのまま一晩寝かせてください。時間をかけてゆっくりゆっくり温度が下がっていく過程で、お肉はどんどん柔らかくなります。

     

    市販のタレを使って少ない調味料で手軽に作れる

    一晩置いて柔らかくなったスペアリブはザルに上げて水気を切ります。フライパンに移して焼肉のタレを加え、蓋をして10分ほど弱火で煮込めば完成です。

    スペアリブをおいしくするためには、複雑な調味料の組み合わせが必要だと思っていませんか? 味付けに市販の焼肉のタレを使えば、少ない調味料でもちゃちゃっと簡単においしく仕上がります。用意する材料が少ないのはうれしいですね!

    焼肉のタレの代わりに生姜焼きのタレやすき焼きのタレ、めんつゆ、ポン酢などの調味料を使っても大丈夫です。その他にも缶やレトルトのパスタ用トマトソース、デミグラスソース、カレー、クリームソースもおすすめです。お好みの味つけでチャチャッと仕上げましょう。

     

    ほろほろスペアリブの作り方

    【材料(4人分)】

    スペアリブ    600g
    A 塩       12g
    A 粗挽きコショウ 5g
    A 片栗粉     30g
    タマネギ     1/2個
    焼肉のたれ    大さじ4

    詳しいレシピはこちら
    https://oceans-nadia.com/user/23165/recipe/142930

     

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    このコラムを書いたArtist

    加瀬 まなみ
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    加瀬 まなみ

    埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか

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