子どもと一緒に作りたいちらし寿司。 すし飯はうちわで仰いで、しっかりと冷まします。 うなぎのかば焼きをのせて、ちょっぴり豪華に。 静岡出身、わたしのおふくろの味です。
具材それぞれに、細かなポイントがあります。 工程にまとめましたのでご確認ください。 うなぎの代わりに、お刺身を盛りつければ【海鮮ちらし寿司】に。
干ししいたけは水に浸けて戻す。(半日程度) 前日に浸けて、冷蔵庫で保管しておきます。 戻し汁は使うので捨てずにとっておきます。
<すし飯>うなぎのたれも加わるため、合わせるすし酢の味付けは薄めにしています。 炊き立てのごはんをふんわりと混ぜ、合わせたA 酢大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2を加えて全体を切るように混ぜ合わせる。うちわなどで仰ぎながら粗熱が取れるまで冷ます。(人肌程度になるまで冷ますのが、ごはんがべたつかないコツです。)ラップや濡らしたペーパーなどをかけて表面が乾かないようにしておく。 3合炊きの釡の場合は、大きな器に移した方が混ぜやすいです。
<錦糸卵> ボウルに卵とC 砂糖小さじ1/2、塩少々を加えてよく溶きほぐす。フライパンをよく温めて、一度濡れ布巾に置いて冷ます。弱火にかけ、油(分量外)を薄くひき、卵液を流し入れる。フチが固まってきたら、蓋をして火を止める。そのまま30秒ほど置き余熱で火を通す。フチを持ち、手でゆっくりと裏返し、裏面も弱火で軽く焼く。
まな板に移し、粗熱を取って半分に切り、2枚を重ねて細切りにする。 直径26㎝フライパンで1枚作っています。 20㎝以下の場合は、2回に分けてお作りください。
<うなぎのかば焼きの温め方> 市販のうなぎは表面についたたれをさっと水で優しく洗い流し、水気をペーパーでふき取り食べやすい大きさに切る。フライパンにうなぎをのせ、酒(分量外 大さじ1)をふり入れ、蓋をして弱火で2分ほど温める。合わせた<かば焼きのたれ>を加えてさっと煮絡める。
<かば焼きのたれ> 砂糖:大さじ1/2 酒・みりん・醤油:各大さじ1
1のすし飯に、しいたけとにんじんの煮物、きゅうりの塩もみを加えて混ぜ合わせ、器に盛る。
錦糸卵とうなぎのかば焼きをのせて、お好みでフライパンに残ったかば焼きのたれ、白いりごまをかける。
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藤原朋未
管理栄養士・元保育園栄養士
保育園栄養士として勤務し、離乳食・幼児食・アレルギー食や栄養相談などに携わる。 現在は(株)エミッシュに所属し、レシピ開発・コラム執筆のほか、乳幼児食をテーマとした料理教室やセミナー講師を務める。 Instagramではレシピを中心に、またブログ「ママ楽ごはん」にて、子どもの食に関する情報を発信中。 著書 作りおき+帰って15分でいただきます! すぐラク おうち幼児食 (池田書店) 2歳と5歳、2児の母。 2023年11月第3子出産予定。 管理栄養士 元保育園栄養士 乳幼児食指導士 妊産婦食アドバイザー (株)エミッシュ所属