春から新生活が始まり、お弁当作りに挑戦する人も増えると思います。
でも、どんなことに気をつけてお弁当を作ったらいいかわからない、毎日作り続けられるか心配、と思っている方もいるのでは。
そんなビギナーさんのために、押さえておきたい基本と、我が家で人気の一品をご紹介したいと思います。
お弁当の基本① 傷みにくい工夫をする
普段の食事とお弁当が決定的に違うのは、食べるまでに時間が空いてしまうこと。
とくに気温が上がって暖かくなると、菌が繁殖しやすくなり、お弁当が傷みやすくなってしまうんです。
傷みにくくするために、気をつけることは3つ。
1.食材は中心部まで加熱する(作り置きしたものは、朝必ず再加熱する)。
2.加熱したものは、しっかり冷ます。
3.汁気をきってから詰める。
熱や汁気は菌の繁殖の元。とにかく菌が繁殖しないようすることが、お弁当作りの基本。
抗菌シートや保冷材を使うとより安全ですよ。
お弁当の基本② 色合いに気を使う
一つのお弁当箱の中に「赤・黄・緑」のおかずを入れるように意識しましょう。
唐揚げやハンバーグなど、メインのおかずは茶色っぽくなりがち。サブのおかずまで茶色や黒だと、暗い見た目になってしまいます。
お弁当箱のふたを開けた時に「おいしそう!」と思うためには、色合いが大切です。
赤…トマト、パプリカ、にんじん、ベーコン
黄色…卵、さつまいも、とうもろこし、チーズ
緑…葉物野菜、きゅうり、ブロッコリー、インゲン
この中から一つずつ、たとえば【トマト・さつまいも・ブロッコリー】を選んでお弁当の中に入れてあげるだけでいいんです。
彩どりがよくなると、見た目も「おいしい」お弁当になります。
お弁当の基本③ 味付けは、メリハリをつける
同じような味付けだと、食べていてもつまらないもの。
甘味や酸味、塩味など味のメリハリをつけましょう。味付けは少し濃いめで構いませんが、だしやスパイスなどを効かせて、塩分過多にならないように気をつけます。
お弁当を続ける極意、それは「朝頑張らない」
朝、起きてから全部作ろうとすると、その分早起きをしなくてはいけません。
最初のうちはいいかもしれませんが、だんだんと早起きが苦痛になって、お弁当を続けられなくなってしまいがち。
お弁当作りを続けるコツは、なんといっても「朝頑張らない」こと!
そのために、前日の夕飯をお弁当用に少しとっておいたり、作り置き出来るものは前日のうちにやっておきましょう。
そうすれば、朝は1、2品作るだけ。これなら負担にならず続けられます。
「朝頑張らない」お弁当の中身はこんな感じ
白:ご飯(朝炊けるようにセットして、詰めるだけ)
茶:ハンバーグ(前日の夕飯)
緑:ほうれんそうの胡麻和え(前日にゆでて、朝、あえるだけ)
赤:プチトマト
黄:コロコロ大学芋(当日)
当日作ったのはコロコロ大学芋だけ。大学芋は揚げて作るのが一般的ですが、揚げずに簡単に作ることもできます。
甘いサツマイモのおかずは箸休めにいいし、小さめサイズなので小さなお子さまのお弁当にもいいですよ。
レシピはこちら。「お弁当に☆揚げないコロコロ大学芋」https://oceans-nadia.com/user/26633/recipe/132108
ぜひ、お弁当ライフの参考にしてください。