さっぱりしたみずみずしさが夏にぴったり!ズッキーニの栄養とシンプルレシピ
ヨーロッパで人気の野菜、ズッキーニ。日本では80年代に栽培が始まった新顔的存在です。最近ではさまざまな色や形の品種が野菜売場に並ぶようになり、興味津々の人も多いのでは? 夏になるとお手頃価格でスーパーに並ぶズッキーニのおいしいレシピを人気料理家、島田まきさんに教わりました!
かぼちゃの仲間、ズッキーニは加熱しても生でもおいしい!
きゅうりのような見た目をしているズッキーニですが、じつはかぼちゃの仲間。果肉はナスに似た肉質で、ほのかな甘みと苦みがあります。淡白な味わいながらカロテンやビタミンCが豊富で、夏風邪の予防はもちろん、この時期に気をつけたい美肌対策にも期待大!
ズッキーニを使った料理といえば、ラタトゥイユに代表される「イタリアン」「煮込み」のイメージがありますが、ソテーやサラダにしてもさっぱりしていて美味! 和の食材とも相性抜群です。炒めても焼いても、生でもおいしい、ズッキーニのシンプルレシピをご紹介しましょう♪
ずっしりと重みのあるものを選ぼう
ズッキーニを選ぶときのポイントは、手にとってみること。ずっしりと重みを感じるものは水分たっぷりでみずみずしいはず。また、皮にハリとツヤがあるものが新鮮です。
下ごしらえは洗ってヘタを切るだけ!
皮ごといただけるズッキーニ。調理するときは、洗ってヘタを切れば下ごしらえ完了です。
生で味わうシンプルレシピ「ズッキーニとツナのマリネ風サラダ」
① ズッキーニ1/2本は1cmの角切りにする
② マスタード小さじ1/2、白ワインビネガー小さじ1、はちみつ小さじ1/2、オリーブオイル大さじ1、塩・こしょう少々を混ぜ合わせソースを作る
③ ②のソースで①とツナ30g、カッテージチーズ20gをあえる
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ズッキーニとツナのマリネ風サラダ
豚肉との相性抜群!「ズッキーニのチャンプル風」
① 豚肩ロース200gは塩、こしょう少々をふって小麦粉適宜をもみ込む。ズッキーニ1本は長さ5㎝の棒状に切っておく
② フライパンにごま油大さじ1を熱し、溶き卵2個をふんわりと炒めて取り出す
③ フライパンにごま油大さじ1/2を足し、にんにくのみじん切り1/2かけを入れ、豚肩ローススライス200gを1枚ずつ入れ、両面を焼く
④ ズッキーニを加えて強火で炒め、豚肉とよく混ぜ合わせる
⑤ ②の卵を戻し入れて炒め合わせ、ごま少々をふる
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ズッキーニのチャンプル風
餃子の皮で作る極ウマおつまみ「ズッキーニの簡単ピザ」
① ズッキーニ適宜は厚さ2〜3mmにスライスする
② 市販の餃子の皮に①とピザ用チーズを適量のせ、こしょうをふってオリーブオイルをかけ、1000wのトースターで5分ほど焼く。表面のチーズが溶けたらできあがり
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ズッキーニのピザ風
生でも加熱してもおいしいズッキーニ。この夏はぜひ、ズッキーニのお気に入りの食べ方を見つけてくださいね!