季節を感じられる食べ物といえばフルーツ。旬の時期であれば、フレッシュなものをそのまま楽しむのいいでしょう。
でもこのフレッシュフルーツ、手作りジャムにして保存すれば、季節を問わずに楽しむこともできますよ。
市販のものとは一味違う、手作りジャムを作ってみませんか?
手作りジャム、ここをチェック!
ジャムは、フルーツを長期保存するためのおいしい加工品。難しそうな印象もありますが、じつはとっても簡単! まずは基本のジャムの作り方をお教えします。
基本の作り方は果物と砂糖を混ぜ合わせ、鍋で煮るだけ。ですが、砂糖の量やほかに加えてもいい材料など、知っておいてほしいことがあるので、ご説明しますね。
【ジャムの砂糖の割合】
甘い印象の強いジャム。手作りならば、甘さひかえめにしたい、という気持ちもわかりますが、あの甘さは保存性のためには必要なものなのです。
砂糖の量を減らして作ることもできますが、その分、保存期間が短くなってしまいます。
・糖度50% 2週間(未開封で4~6か月)・糖度30% 7~10日間(未開封で2~3か月)
このように糖度が高いほど保存期間が長くなります。
やはりジャムは長く楽しみたいので、糖度50~70%がおすすめです。
【レモン汁を加える場合もある】
ジャムのあの「とろり」とした食感は、果物のペクチン(食物繊維の一種)と糖、酸が一緒に加熱されることで生まれるもの。
そのため、ペクチンが少ない果物でジャムを作るときは、多い果物かレモン果汁を加えて作ります。
・ペクチンの多い果物…リンゴ、柑橘類、もも、フランンボアーズ、クランベリーなど・ペクチンの少ない果物…キウイ、メロン、なし、柿、いちご、バナナ、熟したフルーツなど
これらを踏まえて、季節のおいしいジャムの作り方を紹介しますね。
【基本のいちごジャム】
【材料(作りやすい分量)】・いちご1パック 約230g・グラニュー糖 115g(いちごの50%の量)・レモン果汁 大さじ1
【作り方】1. いちごは洗ってヘタを取り、4等分に切ってグラニュー糖と混ぜ合わせ、30分放置する2. レモン汁を加えて鍋に移し、弱火で15~20分ほど煮込む※灰汁が出てきたら丁寧に取り除く3. とろみがついてきたら火を止めて、熱いうちに煮沸消毒した容器に入れ、ふたをし、逆さまにして冷やす。冷えたら冷蔵庫で保存する
おすすめのジャムの作り方★グレープフルーツのジャム★バナナのジャム★キウイジャム
果物のおいしさをぐっと閉じ込めた手作りジャム。ぜひ一度おためしください。
●関連コラム
●カンタン&スピーディ!夏に食べたい“ひんやり”レアチーズケーキ●ダイエット中でもOK!罪悪感ゼロで食べられるヘルシースイーツまとめ