生のいちごをたっぷりとのせたタルト。 18cmタルト型一個分です。
*フードプロセッサーがある場合、タルト生地は薄力粉、きび砂糖、バターをフードプロセッサーで混ぜてから卵黄を加えて混ぜ、まとめると簡単にできます。 *タルト生地を敷き詰める際、残り生地を使って角を整えると跡がつきにくく綺麗にできます。
タルト生地 ふるった薄力粉、きび砂糖をボールに入れ、1cm程度の角切りにした無塩バターを加えてカードまたは木べらで切るように混ぜ合わせる。さらさらとした粉状になったら卵黄を加えて混ぜ、ひとつにまとめる。 ラップで包んで冷蔵庫で30分程度寝かせる。
生地を麺棒で型よりも一回り大きくなるまで伸ばし、型に敷き詰める。底面にフォークで穴をあけて予熱したオーブン(180℃)で15分程度焼く。
アーモンドクリームをつくる。 常温に戻した無塩バター、きび砂糖、アーモンドパウダーを混ぜ合わせる。卵白を加えて泡立て器でよく混ぜる。粗熱をとったタルトの上にアーモンドクリームを塗り、予熱したオーブン(180℃)で20分程度焼く。
いちごのヘタをとって縦半分に切り、冷ましたタルトに放射状に並べる。 *真ん中のひとつだけまるごとのせます。 粉糖をふる。
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星野奈々子
フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。 日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にル・コルドン・ブルー代官山校 フランス料理ディプロマを取得。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニックと幅広いジャンルを得意とし、企業や雑誌のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活躍。近著は『スープ・ポタージュ・チャウダーの本』『スープジャーでほめられべんとう』(エイ出版社刊)。