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イタリアに限らずヨーロッパは焼き菓子の美味しいところです。オーブン文化のせいもあるかもしれません。 そしてイタリア土産で1、2位を争うのがビスコッティ。たくさんの種類があるビスコッティですが、今日は夏らしくレモン風味の シンプルなものを焼き上げてみました。外側はカリッとした食感ですが、中はしっとりのとても上品な仕上がりに。 見た目も可愛らしく、ついつい手が伸びてしまう、そんなビスコッティです。
粉をふるう必要もなく、ただただ材料を混ぜ合わせるだけの、簡単&楽チンビスコッティです。 お子様と一緒に楽しみながら作ってみてくださいね。 我が家では主張の強すぎない自家製オリーブオイルを使用していますが、市販のオリーブオイルによっては香がやたらとキツいものもありますので、その辺はお好みで植物性のもので代用してください。 生地はホイッパーの間にぎっしりと付くような粘り気の強いものとなります。ある程度生地がまとまったら、あとはスプーンを使用すると楽に混ぜることができます。 もし卵の大きさにより水分量が多く、生地が柔らかすぎて形にならない場合には、薄力粉を追加して固さを調節してください。
レモン1/2個は皮をすべてすりおろし、果汁は絞って大さじ1を用意する。 オーブンは200度に予熱する。
ボウルにA 卵2個、オリーブオイル50ml、粉砂糖50g、砂糖10〜20g、レモン1/2個を入れ、ホイッパーで混ぜ合わせる。
工程1にB 薄力粉170g、ベーキングパウダー7gを加え、しっかりと混ぜる。
工程2の生地を10等分にし、丸めていく。 →生地が柔らかい場合にはスプーンをふたつ使って粉砂糖の上に落としながら形成を。 お椀に粉砂糖(分量外)を入れ、そこに丸めた生地を落とし、生地の周りを粉砂糖でコーティングする。
200度のオーブンで20分焼く。
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Tsugumi
イタリア家庭料理教室主催 / イタリア家庭料理研究家 / 料理ライター / 野菜ソムリエ / 12年間の国際線CAを経て、各国のおいしいものとの出会いから料理家への道へ。 フィレンツェへの2年間の料理留学他、懐石料理やヴェトナム料理を学ぶ。 2008年よりローマ在住。料理ライターとして活躍する他、ブロガーとしても活躍中。 得意料理は旬の野菜を用いたものや創作料理。Nadiaでは出来るだけ時間のかからないシンプルで簡単な料理をご紹介していきます。イタリアンを中心に、それだけにはとどまらない、現地で出会った世界各国の美味しいレシピを再現していけたらと思っています。