ベイクドチーズケーキといえば、フィラデルフィアを使ったものが一般的かと思いますが、このリコッタのチーズケーキと出会って以来、あまりのデリケートな食感、爽やかな口触りに”我が家のベイクドチーズケーキ=リコッタのもの”という定番ができてしまったほど。食べた後にもたれる感も全くなく、子供たちにも大人気のリコッタチーズケーキです。土台はなくてもおいしくいただけます。 しっかりと冷やして(できれば一晩)から型から外していただくのがポイントです。作った翌日と翌々日が美味しさが増します。
リコッタチーズの代わりにマスカルポーネやフィラデルフィアでも代用できますが、あっさりとしていて一番胃に優しいのがリコッタです。羊ではなく牛のものを使用します。十分に柔らかくなったリコッタにしっかりとグラニュー糖を混ぜ合わせ、柔らかな生地に仕上げていきます。卵からではなく、水分量の少ないチーズから入れていくことにより、ダマになるのを防ぎます。
A カカオビスケット200g、バター50gで土台を作る! カカオビスケットはフードプロセッサーで攪拌、もしくはビニール袋に入れて叩いて細かくする。ここに溶かしバターを加え、混ぜ合わせる。
型に1を入れ、ゴムベラやコップの底で押し固める。170度のオーブンで10分焼き、その後粗熱をとっておく。
リコッタチーズにグラニュー糖を入れ、しっかりと混ぜ合わせる。
3に卵黄、生クリームの順に混ぜ合わせていく。
薄力粉を入れゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
別のボウルに卵白と塩ひとつまみを加え、10分立てにする。
6を3回に分けて5の生地に加えていく。ゴムベラでさっくりと、あまりかき混ぜないように。
粗熱をとり、冷蔵庫で一晩寝かせてから、型から外す。作った翌日と翌々日がもっともおいしくいただける。
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2024/07/01 11:19
2020/11/16 10:11
2020/11/12 07:04
Tsugumi
日系航空会社の国内&国際線に12年間乗務しながら 各国の美味しい食文化に触れる。 休職留学制度を利用し、フィレンツェへ留学。 イタリア語とともにイタリア料理を習う。 イタリア料理以外にも、ヴェトナム料理、懐石料理を学ぶ。 2008年に退社後、イタリア、ローマへ。 ローマシェラトン内の料理教室でイタリア人に和食を教えるも 妊娠を機に専業主婦となる。 娘を全日制の日本人学校幼稚園に入れると そこで知り合った大使館や駐在の奥様より イタリア料理を教えて欲しいとの要望をいただき 2014年より自宅で料理教室を始めることに。 旬の素材を用いて、簡単に美味しくいただけるものをメインに 視覚からも2度美味しい、オリジナルレシピを紹介している。 2021年にはイタリアの料理対決番組に出演し、勝利。 イタリア人の有名シェフに日本人らしい繊細な料理を評価される。 ⭐︎得意料理は旬の野菜を用いたもの&創作料理⭐︎ Nadiaでは出来るだけ時間のかからないシンプルで簡単な料理を ご紹介していきます。イタリアンを中心に、それだけにはとどまらない 現地で出会った世界各国の美味しいレシピを 再現していけたらと思っています。