秋の味覚といえば、やはりきのこと栗!その両方を太めのパスタと一緒にいただきます。きのこのアーリオオーリオ・ペペロンチーノに栗の甘さがアクセントとして加わった贅沢な一皿。いろいろなきのこを入れても楽しいですが、もしマッシュルームだけの場合には味が淡白になってしまうので、ベーコン等を隠し味に入れてくださいね。お好みでパルミジャーノを少しふりかけても美味しいですよ。
パッパルデッレは茹で時間も4分前後とかなり短く、また茹で上がった後のボリュームもあります。 パッパルデッレよりも少し細めのタリアテッレでも美味しく仕上がりますが、茹で時間も2、3分長くなるのと、茹で上がった後のボリュームがパッパルデッレほどはないので、3人分でしたら240gをお勧めします。 もちろんスパゲッティでも美味しく仕上がります。 きのこの種類により味が薄い場合には野菜だしを追加したり、仕上げにパルミジャーノを加えるなどしてお好みでアレンジを楽しんでください。逆にポルチーニなど味の濃いきのこを使用する場合には、ベーコンは入れない方がきのこの香りを堪能できます。 パスタとソースを絡める時に、水分量により絡みが悪い場合にはオリーブオイルを潤滑油として追加してください。
ベーコンは1cm幅に、きのこは食べやすい大きさに切る。 栗は皮と渋皮をむき、粗みじん切りにする。
大鍋に2リットルのお湯を沸かし、沸騰したら粗塩を20g入れる。
フライパンにニンニク、オリーブオイル、お好みでペペロンチーノも入れ弱火で点火。オイルにニンニクの香をじっくりとなじませていく。
ニンニクの良い香りがしてきたら、薄切りベーコンを入れベーコンの脂質分が溶けるまで炒める。(ニンニクが焦げそうな場合は取り出す)。ベーコンに火が通った頃、工程1にパスタを投入する。
きのこを入れ、きのこの水分が出てしんなりとしてきたら塩・こしょうで味をととのえ、栗を加える。
茹で上がったパッパルデッレを工程4に加え、しっかりと混ぜ合わせる。
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Tsugumi
日系航空会社の国内&国際線に12年間乗務しながら 各国の美味しい食文化に触れる。 休職留学制度を利用し、フィレンツェへ留学。 イタリア語とともにイタリア料理を習う。 イタリア料理以外にも、ヴェトナム料理、懐石料理を学ぶ。 2008年に退社後、イタリア、ローマへ。 ローマシェラトン内の料理教室でイタリア人に和食を教えるも 妊娠を機に専業主婦となる。 娘を全日制の日本人学校幼稚園に入れると そこで知り合った大使館や駐在の奥様より イタリア料理を教えて欲しいとの要望をいただき 2014年より自宅で料理教室を始めることに。 旬の素材を用いて、簡単に美味しくいただけるものをメインに 視覚からも2度美味しい、オリジナルレシピを紹介している。 2021年にはイタリアの料理対決番組に出演し、勝利。 イタリア人の有名シェフに日本人らしい繊細な料理を評価される。 ⭐︎得意料理は旬の野菜を用いたもの&創作料理⭐︎ Nadiaでは出来るだけ時間のかからないシンプルで簡単な料理を ご紹介していきます。イタリアンを中心に、それだけにはとどまらない 現地で出会った世界各国の美味しいレシピを 再現していけたらと思っています。