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野菜を薄味で煮ておく、豚肉を焼きつける、という下ごしらえのちょっとした一手間を加えることで、ぐんと美味しく仕上がる豚肉巻き。
・豚ロース肉を広げるとき、衛生的に気になるようでしたら、まな板の上に牛乳パックやラップを敷くと、後片付けが楽です。 ・ごぼうを巻いても美味しいですが、水から茹でて、にんじんよりも少し長めに下茹でするのがおすすめです。 ・さやいんげんが長い場合は、半分に切ってください。 ・にんじんの皮は、気にならないようならそのまま使います。我が家では、黒ずんでいるものや、農薬が使われているものはむいてから切ります。 ・お弁当には、半分に切って詰めると、彩りがきれいです。
さやいんげんは筋をとっておく。
にんじんはさやいんげんの長さに合わせて5センチほどの長さに切ってから、5mmほどの拍子木切りにする。
鍋に水200mlを沸かしてにんじんを入れ、柔らかくなるまで5分ほどゆでる。
さやいんげんとA 本みりん大さじ1、醤油大さじ1を入れ、さっと煮る。にんじんといんげんはザルにあげて冷まし、煮汁は取り分けておく。
豚ロース肉(薄切り)を縦長に広げて手前にいんげん2切れとにんじん1切れを入れ、クルクルと巻いていく。
フライパンを中火に熱して菜種油を入れ、3を並べて焼きつける。
工程豚ロース肉(薄切り)3の煮汁とB 醤油大さじ1を入れてフタをし、時々転がしながら煮汁がなくなるまで煮る。
冷めても美味しいので、お弁当にも最適です。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、湘南で約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。フルタイム勤務をしながら、副業で食関係のライターを楽しむシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。火加減や調理法を工夫して、野菜のおいしさを引き出す料理が得意。お腹いっぱい食べても元気に過ごせて、家族も喜ぶお料理を目指しています。趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。