野菜を薄味で煮ておく、豚肉を焼きつける、という下ごしらえのちょっとした一手間を加えることで、ぐんと美味しく仕上がる豚肉巻き。
・豚ロース肉を広げるとき、衛生的に気になるようでしたら、まな板の上に牛乳パックやラップを敷くと、後片付けが楽です。 ・ごぼうを巻いても美味しいですが、水から茹でて、にんじんよりも少し長めに下茹でするのがおすすめです。 ・さやいんげんが長い場合は、半分に切ってください。 ・にんじんの皮は、気にならないようならそのまま使います。我が家では、黒ずんでいるものや、農薬が使われているものはむいてから切ります。 ・お弁当には、半分に切って詰めると、彩りがきれいです。
さやいんげんは筋をとっておく。
にんじんはさやいんげんの長さに合わせて5センチほどの長さに切ってから、5mmほどの拍子木切りにする。
鍋に水200mlを沸かしてにんじんを入れ、柔らかくなるまで5分ほどゆでる。
さやいんげんとA 本みりん大さじ1、醤油大さじ1を入れ、さっと煮る。にんじんといんげんはザルにあげて冷まし、煮汁は取り分けておく。
豚ロース肉(薄切り)を縦長に広げて手前にいんげん2切れとにんじん1切れを入れ、クルクルと巻いていく。
フライパンを中火に熱して菜種油を入れ、3を並べて焼きつける。
工程豚ロース肉(薄切り)3の煮汁とB 醤油大さじ1を入れてフタをし、時々転がしながら煮汁がなくなるまで煮る。
冷めても美味しいので、お弁当にも最適です。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。 現在は講談社コクリコ、Yahoo!ニュース、サンキュstyle、コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。 これまで生み出したレシピは800を超える。 旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。 お弁当歴14年。 編集プロダクション・出版社で編集経験あり。