出来立てはカリッとした食感が、少し置いてなじませるとジューシーな食感が楽しめる豆鯵の南蛮漬け。辛さがマイルドでさっぱりいただける生姜を加えました。お魚の内臓をとったり、野菜を刻んだり、揚げたりと、少し手間はかかりますが、その美味しさを知ったら、きっと定番の味になるはず!
・10cm以下の豆鯵を選ぶと、頭も丸ごと食べられます。それ以上大きい鯵を使う時は頭を切り落としてください。 ・豆鯵を洗ったらキッチンペーパーなどで中までよく拭き、片栗粉をまぶしておかないと油がはねます。あまりはねる場合はフライパンのフタなどではねた油を防いでください。 ・油から豆鯵を引き上げるとき、油の表面の少し上に数秒置いておくと、油切れが良くさっぱりといただけます。 ・豆鯵を揚げたら熱いうちに野菜の中に入れると、玉ねぎや野菜がしんなりして食べやすくなり、また豆鯵にも味がしみます。 ・さっぱりとマイルドな生姜を使いましたが、唐辛子を加えても。
・玉ねぎは半分に切ってから繊維に沿って薄切りに、にんじんは千切りに、生姜は千切りにする。 ・豆鯵は鰓の部分をつまんで内臓をとり、よく洗ってキッチンペーパーで丁寧に拭いておく。
ボウルに玉ねぎ、にんじん、生姜を入れ、米酢と醤油を加えて和えておく。
ボウルに片栗粉を入れ、豆鯵を加えてよくまぶす。
フライパンに2cmほどの菜種油を入れて160℃に熱し、豆鯵を加えて8分ほど揚げる。そのまま熱いうちに1に入れていく。
2の粗熱がとれたら青じそを千切りにし、あしらう。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
1歳より新宿育ち。 大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、湘南で約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より中山間地の田舎暮らし。 フルタイム勤務をしながら、副業でライターを楽しむシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。 火加減や調理法、組み合わせを工夫して、日本の伝統食材や野菜のおいしさを引き出す料理が得意。 お腹いっぱい食べても元気に過ごせて、家族も喜ぶ料理を作り続けている。 生み出したレシピは700を超える。 料理講師を経て、現在は保育園で事務仕事をしながら副業でライターを楽しんでいる。 簡単!時短!野菜のおいしい食べ方など、講談社コクリコほか複数社でWEB投稿。 調理師。弁当歴14年。 フルタイムでも作れる、野菜料理の魅力とおいしさを、日本の次世代に広めたい。