大人気の野菜と魚の甘酢あんかけ。かぼちゃ、さつまいも、じゃがいもは、しっかり加熱すれば舌で潰せる柔らかさになります。さけにごろっと野菜を取り合わせたボリューム感のあるおかずが食欲をそそります。ご家族皆様でお楽しみください。
【美味しく作るポイント】 ①野菜を舌で潰せる柔らかさに仕上げるために、揚げる前に茹でるかレンジ加熱しておきます。 ②かぼちゃの皮はよく加熱することで柔らかくなりますが、食べづらい場合は取り除きます。 ③成形・加熱後のさけすり身はしっかり熱が通っているので、揚げる際は高温の油で短時間に揚げると柔らかい食感を保つことができます。
A さけ(皮と骨を除く)60g、はんぺん25g、マヨネーズ5g、日本酒小さじ1、オイスターソース小さじ1/3、麩5gで【さけすり身】を作る。 作り方はこちらをご参照→https://oceans-nadia.com/user/390559/recipe/491017 *冷凍保存してある場合は解凍する。
【切り身の形に成形・加熱する】 すり身100gをクッキングペーパーに置き、表面をヘラでならして成形する。 *切り身の形に似せて、背側から腹側へ細く、厚み 約1.5cmを目安にヘラで伸ばす。
蒸気が上がっている蒸し器で蓋をして約4分蒸す。 乾かないようラップで包み、そのまま冷ます。
一口大に切り分ける。
片栗粉を薄くまぶして高温の揚げ油でさっと揚げる。
じゃがいも(皮は除く)、さつまいも(皮は除く)、かぼちゃは厚さ7mmに切る。耐熱容器に入れ水少々をふり500Wの電子レンジで5分加熱する。水気を拭いて素揚げする。
フライパンにB 酢大さじ2強、水大さじ6、砂糖大さじ4と1/2、醤油大さじ1と1/2、生姜の絞り汁小さじ1、片栗粉小さじ1を入れ中火にかけ【甘酢あん】を作る。あんにとろみがついたら4、5を加え、あんを絡ませる。
皿に盛る。
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クリコ
料理研究家・介護食アドバイザー
病気で食べることが困難になった夫のために、介護食を作ることになりました。はじめての介護食作りは戸惑うことばかりでしたが、気づくとその面白さに夢中になっていました。 私が作る介護食の特徴は、素材を手作りすることです!! 「食べづらい、おいしくない、見た目に食欲がわかない」などの悩みを解消するために、肉・魚・野菜料理のベースになる素材を手作りします。 手作り素材で作る料理は、見ても食べても美味しく、箸やスプーンで簡単に切れる柔らかさです。 ◆「加熱しても硬くならない肉素材」 ハンバーグのような肉だねを滑らかなペースト状にしたものが肉素材です。 加熱しても硬くならず、見た目は普通の肉料理。とんかつ、豚の生姜焼き、つ くねなど、調理法も形も自由自在です。 ◆「加熱しても硬くならない魚素材」 鮭、タラ、エビ、ホタテなどで作る滑らかなすり身が魚素材です。肉素材同様 に和洋中の魚料理を作ることができます。 ◆「野菜ピュレ」 茹でた野菜をすりつぶしたピュレに他の食材を組み合わせて作る野菜料理 は主食から汁物まで彩豊かで栄養満点。工夫次第でレパートリーは無限大 です。 ◆「時短調理」 手作り素材は小分け冷凍保存することで調理時間を大幅に短縮します。 イタリア料理と和食の教室で教えた経験を生かし、手作り素材を使った料理レシピは180点。 「このレシピに出会えてよかった」「全部食べてくれた」「とにかくおいし い」「介護食なのに家族で楽しめる」などたくさんの満足のお声をいただい ています。 ご家族の皆様でご一緒にお楽しみいただければ大変嬉しいです。