ノルマンディー地方の郷土料理です。豚肉とりんごの相性は抜群で、さらにはちみつ、シードルはお肉をやわらかく、味に深みとコクを出してくれます。カルヴァトスがなければ普通のブランデーでも大丈夫です。お酒が苦手な方はもちろん入れなくても大丈夫です。
豚肉を焼く時、表面が両側ともこんがり色づくように焼きます。この時は中は生でも大丈夫です。ソースにしっかりとろみがついてなじむまで煮ましょう。 #カナダポークタイアップ
カナダポーク(ロース厚切り肉)に塩をふる。 フライパンにオリーブオイルをひいて中火で熱し、両面こんがりと色づくまで焼き、いったん取り出す。 同じフライパンで玉ねぎをあめ色になるまで炒め、マッシュルームを入れてさっと炒める。
フライパンに豚肉を戻し入れ、シードルを入れて中火でひと煮立ちさせ、粒マスタード、はちみつを入れて煮汁が少なくなるまで煮る。
別のフライパンにバターを溶かし、りんごを入れて中火で焼く。バターがまわったら、はちみつを入れて薄く色づくまで焼いて取り出しておく。
3のフライパンに生クリームを入れ、弱火で煮る。とろみがついてきたら、塩、こしょう、黒こしょうで味を調え、カルヴァドスを入れる。
器にお肉を盛りつけ、焼いたりんごをのせてソースをかける。お好みで、紫キャベツの蒸し煮、グリーンピースサラダを添える。
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長田 絢
1982年2月4日生まれ。株式会社JapanFoodExpert代表取締役。栄養士、タレント、料理研究家。 子どもの出産を機に食の大切さに目覚め、2009年にJapanFoodExpertを設立。食の大切さを伝える講演会や料理教室などを主宰。テレビ番組のコメンテーターや料理番組、企業CMなど多数出演。新聞や雑誌への執筆や連載、ラジオ番組などにも出演。食品メーカーの商品開発やレシピ制作、フードコーディネートを本業としながらも、地域プロデューサーとして、食を通じて観光地の活性化、農商工連携、6次産業化プランナーなど、多岐にわたって活躍中。