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    • 公開日2018/10/21
    • 更新日2018/10/21

    食欲の秋!見た目からおいしく。煮物をきれいに盛り付けるコツ

    食欲の秋。味が染みた温かい煮物はこの時期に食べたくなりますよね。意外と難しいのが、煮物の盛り付け。実は、コツさえ押さえればだれでもきれいに盛り付けられますよ。見た目から褒められる盛りつけテクをご紹介します。

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    食欲の秋!見た目からおいしく。煮物をきれいに盛り付けるコツ

    根菜が美味しい季節になりました。味がしみ込んだホクホク食感の煮物は今の時期に食べたい料理ですね。いろいろな形と種類の食材が入っているので、お皿にきれいに盛り付けようと思ってもうまく決まらないという方も多いのではないでしょうか。

    今回は一般的な根菜の煮物の盛り付け方をご紹介します。形や色味のさまざまな煮物は、食材ごとに分けて盛り付ける方法と全体に食材を散らし盛り付ける方法があります。どちらもひとつひとつコツをおさえれば、だれでもきれいに盛りつけることができます。

     

    彩りもばっちり!食材ごとに盛り付けるテク

    1、まずは、器の奥側に安定感のあるものを盛ります。今回は厚揚げですが、じゃがいもや大根などがあればそちらでもOK!

    2、手前にこんにゃくを土台に置き、人参など色味のあるものを横に盛ります。

    3、人参の反対側に色味のあるさつまいもを盛ります。彩りのあるものを離して置くことで華やかに見えますね。

    4、手前にレンコンなどの形が特徴的なものを盛ります。単調になりやすい煮物にレンコンなどの形が違うものを入れることで、見た目のバランスがよくなります。

    5、しめじなどの柔らかい食材は上にのせます。下に埋もれてしまうと潰れてきれいに見えなくなってしまいます。

    6、最後に青味を添えて、煮汁を入れます。地味になりがちな煮物は、グリーンのきれいな色を添えることで全体を引き締めます。今回はインゲンを添えましたが、さやえんどうなどでも良いですね。

     

    ざっくり盛っても大丈夫!「ごちゃ盛り」をバランスよく盛り付けるコツ

    それぞれ食材をひとまとめにせず、色々な具材を散らしてバランスよく盛り付ける方法をご紹介します。お鍋から具材を取り出してざっくりと盛っても、その後少し手を加えればきれいに仕上がります。

    ポイントは、それぞれの食材を全体的に均等に見える様に食材を移動させること。その時、形の良いもの、色のきれいなものをなるべく上に盛って高さを出して目を引く一点を作ることで全体がまとまりますよ。

    青味も全体的に置きたいのですが、バランスを取るのが難しいという方は一か所に盛る方が簡単ですよ。

    レシピはこちらから
    ●『厚揚げと根菜の煮物』

     

    食材が1種類の時はどうする?【かぼちゃの煮物編】

    かぼちゃの煮物など単品の煮物は、立体的に盛り上げるように置いていきます。きれいな形のものは上に置きたいので残しておきます。ちょっと崩れかけたものや端の部分などを土台にして、高さを出すように盛っていきます。また、かぼちゃなど皮の色があるものは、皮の面を適度に見せるようにするのがポイントです。

    レシピはこちらから
    ●『フライパンでトロトロ!かぼちゃの煮物』

    煮物は、深さのある器がおすすめ。冬など寒い季節は、上の写真のようなぽってり厚みのあるものが温かみがあって良いですね。
    今年の秋冬は、温かい煮物をきれいに盛り付けて、見た目からこだわってみてはいかがでしょうか。

     

    ●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね
    ・大皿料理はこう盛り付ける!華やか&おしゃれな盛り付け講座・【プロが教える!】白・暗い色・柄・四角のお皿の上手な盛り付けテク・さまざまなシーンで大活躍!誰もが持っている白い丸皿徹底活用術

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    このコラムを書いたArtist

    Akiyama Keiko
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    Akiyama Keiko

    • 食生活アドバイザー

    フードスタイリストとして撮影のスタイリングを主に、レシピ開発や飲食店へのアドバイスなどをし、食生活アドバイザーの資格も取得。武蔵野美術大学を卒業し、桑沢デザイン研究所卒業後グラフィックデザイナーになり。その経験も生かし美しい美味しいを作っていきます。楽しんでご覧ください。

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