紅葉狩りなどと共に楽しみたい秋の味覚を満喫できる食材を使用した山の炊き込みご飯です。金芽米と共に炊いたさつまいもの甘さやほっくり感とさんまの旨味がよく合います。すだちを絞れば爽やかさが加わり、ご飯も進みます。
・アウトドアでは環境に配慮して、とぎ汁を捨てない工夫も大切です。今回は東洋ライスの無洗米“金芽米”を使用しました。 ・金芽米はふっくらと炊き増えするので、計量するときは専用のカップを使用するか、通常の計量カップの1割程度減らして計量すると良いです。 ・写真は材料を半分に減らしてメスティン(取っ手付きアルミ製飯ごう)で炊きました。 #東洋ライスタイアップ
鍋に金芽米と水を入れ、60分程度浸水させておく。 さつまいもは1㎝角に切って水にさらしておく。 *山で作る場合は、家で切り、水にさらした後、ジップ付き袋に入れて空気を抜いてから口を閉じて持ち運べば調理が楽で、切り口も変色しません。 すだちは横半分に切る。
金芽米を浸水しておいた鍋に白だしと酒を入れて混ぜ、さんま塩焼き(缶詰)とさつまいもを均一にひろげてのせる。
蓋をして、中火~強火にかける。 *沸騰の状況が分かりづらい時は、数回程度なら蓋を開け閉めしても出来上がりには影響はありません。
沸騰して噴きこぼれそうになってきたら、弱火にして13分加熱する。 お焦げを作りたい場合は最後は強火にして、30秒ほど加熱する。
火を止めて、10分蒸らす。 *手ぬぐいなどに包んでから蒸らすと保温状態を保ちやすいです。
全体を優しく混ぜ合わせて、食べるときにすだちを絞る。
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shiho
管理栄養士。アウトドア料理研究家。 病院に勤務し、厨房業務や献立・栄養指導・特定保健指導などを経験したのち結婚を機に退職。 現在は1男1女の子育てをする傍ら、登山ガイド・管理栄養士の夫と共に食べて美味しく、カラダにうれしい山ごはんやアウトドア料理をイベント・雑誌・書籍にて発信しています!