お弁当仲間に送る、困ったときの肉巻き弁当
4月! 新年度が始まりましたね。いつもよりもさらに慌ただしい毎日の中、お弁当作りをしている仲間のみなさま、今日もお疲れさまです! 朝起きてから、お弁当のおかずを考えたり作ったりする時間なんてないよ…と心が折れかけているあなたへ朗報です!
今回は我が家の必殺テクニック、「困ったときの肉巻き弁当」を伝授します。毎回肉を巻くとき、私は言っています。「弁当のおかずに迷ったときは、『迷わず巻けよ、巻けばわかるさ!』」
宣誓! この合言葉を胸に今日も私は巻きます、肉を!
いいことずくめの肉巻き弁当
肉巻きって本当に便利で、見た目も華やかになるし、肉で包むことで野菜やそのほかいろいろな食材を一緒に摂ることができますよね。
アスパラガスやピーマン、にんじん、なすなどは肉巻きの具材の王道といえます。醤油・みりん・砂糖などで甘辛く味付けしたくなりますね。水菜や豆苗を巻いて、シャキッとした食感の肉巻きにして、ポン酢でさっぱりといただくのも最高です♪
さてさて、肉巻きのアレンジは無限大ですが、今日はここでひとつ変わり種の具をご紹介します。それは…「餅」です! 切餅を常備しているご家庭もあるかと思いますが、そのお餅を肉で巻くだけで、本当に本当に美味しいのです。味付けは、シンプルに「塩・こしょう」で。おかきみたいな味になってやみつきですよ。
肉巻きを作るときに特に意識してほしいのは、この3点です。
「しっかりと密着させるように巻くこと」
「片栗粉をまぶすこと」
「巻き終わりから焼くこと」
この3つをおさえれば、肉と具材がはがれにくくなりますよ。
そして巻く肉は、豚バラの薄切り肉をおすすめします。豚バラ肉なので焼くと脂が出ますので、ペーパータオルでよく拭きましょう。しっかりと火が通ったら、塩・こしょうを振ってくださいね。できたてのほうがあつあつでお餅もやわらかいですが、時間が経ってもまた食感が変わって美味しいですよ。
【アヤコの時短ポイント】味付けは潔く、塩・こしょうのみ!
忙しい朝、味付けにいくつもの調味料を使ったり、計量スプーンを出したりするのは面倒に感じますよね。この肉巻き、味付けは塩・こしょうのみ! 豚バラのうま味がたっぷり出るので、塩・こしょうで十分です。やみつきになる味なので、ぜひ作ってみてください。前日に巻くところまで済ませておいて、朝は焼くだけにするともっとラクちんになりますね!
そして今回の副菜は「ピーマンとツナの塩昆布和え」です。飽きのこない間違いのない味なので、ぜひ、毎日のお弁当に入れてみてください!
【アヤコの時短ポイント】レンチン&ノールック副菜レシピをマスターする
メインのおかずをフライパンなどで調理している間に、レンチン&ノールック味付けで副菜を完成させましょう。今回の副菜はピーマンをレンチンして、塩昆布とツナで和えるだけです! このように、忙しい朝に何も考えなくても作れるような副菜をいくつかマスターしておくと、お弁当作りがぐっとラクになりますよ。
今回の卵おかずは、ゆで卵。お弁当用なので、固ゆで気味にします。
「第25回のお弁当レシピはこちら」
●『お餅の肉巻き』
●『ピーマンのしお昆布ツナ和え』
●『ゆで卵』
●『たこさんウィンナー』
このお弁当を作っている動画もぜひ見てくださいね~! こちらです♪
こんな感じで今日のお弁当が完成です。ぜひぜひ、この組み合わせで作ってみてくださいね! それではみなさん、また来月お会いしましょう!
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