レシピサイトNadia
    主菜

    北陸応援!【鶏の治部煮】ワンパン20分で☆おもてなしにも

    • 投稿日2024/02/28

    • 更新日2024/02/28

    • 調理時間20

    治部煮(じぶに)は、鶏肉(本来は鴨肉)に小麦粉をまぶし、季節の野菜や麩などと煮る、石川県・金沢の郷土料理です。 小麦粉をまぶしてあるので肉の旨みをとじこめ、またとろみがつくので温まります。 金沢では割烹だけでなく居酒屋、寿司屋などあらゆるお店で提供されています。 鍋一つで簡単に作ることが出来、武家文化の発達した金沢ならではの素敵な一皿です。

    材料4人分

    • 鶏もも肉
      300g
    • 薄力粉
      大さじ2
    • にんじん
      4cm(約50g)
    • 小松菜
      1/2束(約80g)
    • なす
      4cm
    • ゆでたけのこ
      80g
    • ゆで里芋
      4個
    • 生麩
      4cm
    • A
      だし
      500ml
    • A
      砂糖
      小さじ1
    • A
      大さじ2
    • A
      みりん
      大さじ2
    • A
      しょうゆ
      大さじ2(あればうすくちしょうゆ)
    • おろしわさび
      適量

    作り方

    ポイント

    鶏肉は身が厚いと火の通りに時間がかかるため、丁寧にそぎ切りにしてください。 私は対面の鶏肉屋さんであらかじめ切ってもらうので、すぐ調理にとりかかることが出来ます。 合わせる野菜などはおうちにあるものを、火の通りにくいものから順に出し汁で煮ると良いです。 椎茸やしめじなどのきのこ類も抜群に合います。 青菜はせりなどもよく使われます。 麩は、金沢にはすだれ麩というものがあり、飲食店の治部煮ではよく見かけます。

    • 1

      にんじんは1cm厚さに切り、出来れば飾り切りにする。 浅鍋に湯を沸かして塩少々(分量外)を加え、にんじん、小松菜をゆでる。 小松菜は1分半ほどで引き上げて冷水にとり、水気をきって絞り、4cm長さに切りそろえる。 にんじんはゆで初めから2分ほどで引き上げる。

      工程写真
    • 2

      なすは皮目に斜めに浅く切れ目を入れ、縦4等分に切る。 ゆでたけのこは4等分、生麩は1cm厚さに切る。

      工程写真
    • 3

      鶏もも肉は身に斜めに包丁を入れ、1cm厚さのそぎ切りにする。 全体に薄力粉大さじ1をまぶす。

      工程写真
    • 4

      1の浅鍋の水気をサッとふき、A だし500ml、砂糖小さじ1、酒大さじ2、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ2を煮立てる。 煮立ったら鶏もも肉を入れ、時々裏返しながら3-4分煮て鶏肉に火を通す。 身の厚い部分があればさらに火を通す。 鶏肉に火が通ったら、鍋からいったん引き上げる。

      工程写真
    • 5

      4の鍋になす、にんじん、ゆでたけのこ、ゆで里芋を加えて煮る。 なすは皮目を先に下にして煮る。 具材を箸で時々ひっくり返しながら約8分、野菜がやわらかくなるまで煮る。 小松菜、生麩は最後にサッと煮汁にくぐらせる程度にする。

      工程写真
    • 6

      5の鍋から具材を引き上げ、器に盛る。 残りの薄力粉を同量程度の水で溶いて鍋の煮汁に加え、煮汁に適度なとろみをつける。

      工程写真
    • 7

      6の煮汁適量を器に盛った具材にかける。 おろしわさびを添える。

      工程写真
    レシピID

    478362

    質問

    作ってみた!

    こんな「治部煮」のレシピもおすすめ!

    関連キーワード

    「鶏もも肉」の基礎

    関連コラム

    人気急上昇中のレシピ

    新着コラム

    今週の人気キーワード

    Yukiyo
    • Artist

    Yukiyo

    • アスリートフードマイスター

    スポーツを頑張る子供たちへの食でのサポートを経て、栄養バランスの取れた、心も体も喜ぶメニュー作りを考えてきました。 また栄養面や身体作りのためだけでなく、おもてなしに出せるレベルにまで、華やかで心躍るような食卓を心掛けています。 そのために日々の献立だけでなく、まだ見たこともない国内外の食材や調味料を探求し、世界の美味しい料理をおうちでも簡単にできるレシピを考案しています。 どなたにも上手にお作りいただけるよう、丁寧でわかりやすいレシピを目指して書いています。 レシピを通して、料理を作る楽しさ、そして美味しさを共有させていただければ、光栄です。 大阪市在住

    「料理家」という働き方 Artist History