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簡単にすぐにできる親子丼。 意外と奥が深いのも親子丼。 親子丼が誕生した起源にまで遡って作り方を考えると、沢山の美味しくなるヒントが隠れています! 老舗の名店に行ったような伝統的な味に変わります。
●親子丼は、鶏すき鍋の残りの煮汁でシメの料理として作られたのが起源になります。 鍋の残りの煮汁は具材の旨味がたっぷり。その煮汁で親子丼を作れば美味しいのは当然ですよね! 小さな鶏すき鍋を作り、いちど冷やして鍋の残りを再現します。 ・鶏皮と牛脂を焼いて旨い脂を引き出します(肉の旨味やコクは脂身にあります) ・引き出した旨い脂で長ねぎと玉ねぎを焼き色がつくまで炒めます(旨味/甘味) ・タレはすき焼きの割り下のイメージで甘めにします。 ・具材が甘辛く煮詰まったら一旦冷まし味を馴染ませ玉ねぎと長ねぎを飴色にします(鍋が小さいので15分で十分です) ※宴会終盤の鶏すき鍋の冷えて残った煮汁の状態を再現します。 ●卵は軽く混ぜて白身のコシを残し、とろとろ食感にします。 ●とろとろ食感を出すために火にかけたら箸で混ぜず中火で放置して5~6割だけ火を通します。
・玉ねぎは繊維に沿って5㎜~1㎝幅の厚めの薄切りにする。 ・長ねぎは白い部分は2cmのぶつ切りに、青い部分は斜め薄切りにする。 ・鶏もも肉は皮をはいで小さめのひと口大に切る。 ※皮も使うので取っておく。
親子丼鍋かフライパン(小)で、牛脂と鶏もも肉の皮を焼き色がつくまで中火で焼き、脂を溶かす。
牛脂と鶏もも肉の皮を取り出したら、玉ねぎと長ねぎの白い部分を焼き色がつくまで炒める。
A めんつゆ・酒・みりん各大さじ1、砂糖小さじ1、こんぶ顆粒だしの素小さじ1/2、水100mlを加え3~4分煮詰めたら、鶏もも肉を加え火が通るまで煮る。
鶏肉に火が通ったらいったん火を止め15分ほど冷まし、再度煮立たせ溶き卵を入れる。長ねぎの青い部分も加える。 ※味が染み込んだ宴会終盤の鍋の状態を再現する15分✨
卵に5~6割火が通ったら、丼にご飯をよそい、きざみのりをのせ、その上に盛り付ける。
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愛と癒しを届けるキッチン🍀
愛知県在住。 家庭料理を中心に 独自の視点と直感で作る、ほんとに美味しいと思えるレシピをお届けします🍀 いつもの料理に少し手を加えるだけで簡単に激旨になるマジックレシピです。 意外な「隠し技」や「隠し味」を発見できるかもしれません♪ 調理工程の目的や原理を考えながら丁寧に解説していきます。 🍀家族や友人や恋人、身近な人への愛のこもった料理は 世界の人々への愛に繋がっているという思いで ライフワークとしてレシピを創作しています。 もりもり食べて元気出してください😋♪