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  • 公開日2022/11/17
  • 更新日2022/11/17

本当に美味しいかけそば/年越しそば|何度も作りたい定番レシピVol.300

だしの効いたつゆの香りが食欲をそそる、かけそば。今回は、基本のかけそばの作り方をご紹介します。天ぷらや卵などお好みの具材をトッピングしても、シンプルな年越しそばとしても◎。つゆの作り方からそばのゆで方まで丁寧に説明していますので、参考にしてみてくださいね。Nadiaで人気の料理研究家が自信を持っておすすめする定番レシピシリーズです。

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本当に美味しいかけそば/年越しそば|何度も作りたい定番レシピVol.300

 

だしとそばをシンプルに味わう「かけそば」

これからの寒い季節は、熱いつゆを掛けた「かけそば」が美味しく感じられますね。だしの効いた濃いめのつゆが食欲をそそり、体もぽかぽか温まります。

また、大みそかに年越しそばを食べるご家庭も多いですよね。細く長くのびるそばは、寿命を延ばす縁起物という説もあり、大みそかにそばを食べる風習は江戸時代頃から始まったと言われています。

今回は、かけそばのつゆの作り方とそばのゆで方を詳しくご紹介します。シンプルにねぎや天かすをトッピングして食べても美味しいですし、えびの天ぷらをのせて年越しそばとして食べるのもおすすめです。年越しそばは地域によって具材や作り方が異なりますので、お好みでアレンジしてお召し上がりくださいね。

 

基本のかけそば(年越しそば)の作り方

 

【材料(2人分)】

そば(乾麺もしくは生そば) 2人分
水 800ml
昆布 5×10cm程度
削り節(厚削りタイプ) 30g
Aみりん 30ml
A砂糖 30g
A醤油 100ml
かまぼこ 4切れ
長ねぎの小口切り 適量
三つ葉 適量
七味唐辛子 適宜

 

【作り方】

<下準備>
鍋に水と昆布を入れて30分ほどおきます。

1.<そばつゆを作る>
昆布を入れた鍋を弱めの中火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出します。

2.1に削り節(厚削りタイプ)を入れて中火にかけます。

【ポイント】
削り節は厚削りのものを使うとうま味が強く感じられるので、そばつゆ作りに向いています。スーパーでも買うことができますが、手に入らない場合は一般的な花かつお(薄い削り節)でもOKです。

3.沸騰したら火を弱め、削り節が踊るくらいの状態で5~6分煮ます。火を止めて、削り節が自然に沈んだらザルなどで濾します。

<ポイント>
削り節をしっかりと煮出すことで、うま味の強いだしになります。

4.3にAを加えて中火で熱し、アルコールを飛ばすように1~2分煮て火を止めます。

【ポイント】
そばつゆはやや濃いめに仕上げてあります。具材をトッピングして食べるとちょうどいいと思いますが、濃いと感じる場合は水で薄めてください。

5.<そばをゆでる>
鍋にたっぷりの湯を沸かし、そば(乾麺もしくは生そば)を入れて箸でほぐしながら、袋の表示通りにゆでます。

【ポイント】
そばをゆでる際は、吹きこぼれやすいので注意してください。なるべく強い火力で、湯の中でそばが動いている状態を保つようにしてください。

6.ゆで上がったらザルにあげ、ぬめりを落とすように流水でもみ洗いします。

【ポイント】
ゆで上がったそばは、一度しっかりと洗ってぬめりを取り、冷水でしめることでコシが出ます。ゆでたお湯は取っておき、再度そばを入れて10秒ほど温めると一層美味しく食べられます。

7.器にそばを盛り付けて、温めたそばつゆをかけます。

8.かまぼこ、長ねぎの小口切り、三つ葉などを盛り付けて、お好みで七味唐辛子をふってお召し上がりください。

縁起物のえびの天ぷらをのせて、年越しそばとしても。

【ポイント】
トッピングはお好みでアレンジしてください。

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基本のかけそば/年越しそば


いかがでしたか? 基本のかけそば(年越しそば)の作り方をご紹介しました。寒い季節はだしの効いたアツアツのそばが恋しくなりますね。基本のかけそばに山菜の水煮を加えて山菜そばにしたり、卵を割り入れて月見そばにしたりと、アレンジ次第で幅広く楽しむことができます。普段の食事にはもちろんのこと、年越しそばを作る際にも参考にしていただけるとうれしいです。

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