タイでは朝ごはんにお粥を頂く事が多いですし、我が家も季節を問わず、お粥を頂きます。 水分補給にも、お腹を労わる意味でも、お粥はお勧めです。 また、話変わって。 「私はタイ料理が好きなのに、家族が苦手で、家で作りたくてもタイ料理が作れない」というお声もよく聞きます。 そんな時でも、 このような、個別に好きにトッピング出来るお料理なら、好きなだけパクチーもナンプラーも盛りつけられます。 お粥は和食だけにあらず。 簡単に出来ますし、お粥の今までと違う一面が見えると思います。 エスニック好きさんは、是非作って見てください。
お粥を上手に作るポイントは2つだけです。 1 触らない 2 火を強めない お粥を失敗するパターンで一番多いのは、かき混ぜすぎて粘りが出てしまう事。 最初に冷やご飯をお水でほぐして火にかけたら、基本的に触らない事です。。 最後、海老を加えるタイミング位までは、見守るだけで触らないように。 触らない時間に他の材料を刻んだりの準備をすれば、15分で作れますよ。
お鍋に冷やご飯と水を入れ、ご飯をほぐします。 それから中火にかけて、沸騰したら弱火にして10分程、程よくお米が水分を含んでくれる程度まで煮込みます。
ニンニクをみじん切りにして油と一緒にフライパンに入れ、弱火でじっくり火を通し、フライドガーリックを作ります。
お米が程よく煮こまれたら、背ワタを取ったむきエビを加えて火を通します。
出来立ての温かいうちに頂きましょう。 器に出来上がったお粥をよそい、 刻んでおいたトッピングを好きなだけのっけて、 ナンプラーで味を調えて頂きます。
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サクライチエリ
タイで8年間、料理教室コーディネーター、料理教室主宰、お料理コラム執筆等のお仕事をしてきました。 日本帰国後は、自宅キッチンで「心と体が軽くなる」超本場級タイ料理教室を主宰し、ハーブの癒しと人の和を広める活動や、子供向けおやつ教室などの活動を行っています。 日本各地の美味しいい食材を使ったアジア料理のレシピ開発なども得意。 Nadiaでは、タイ料理の基本である「フライパン1つでぱぱっと作れる」ラクチン料理や、普段の食卓に気軽に取り入れられる「ちょこっとエスニック」、アレルギー対応可の、ゆるゆるアジアンスイーツ等のレシピを発信していきます。