焼いたさばの香ばしさと柔らかい春キャベツがおいしいパスタです。干物は塩味もついていて、魚の臭みも少ないので、簡単においしいパスタが作れます!キャベツには胃の調子を整える効果もあり、疲れた体に優しい食材です。
さばは皮目もしっかり香ばしく焼くとおいしいです。骨は丁寧に取り除きましょう。小骨は少ないので、比較的簡単に取れます。 キャベツは芯の太いところや薄い葉の部分があり、炒めるだけでは均等に火を通すのが難しいこともあります。スパゲッティーをゆでる時に一緒にキャベツもゆでてしまうことで、手間もかからず、柔らかくおいしいキャベツに仕上がります。
さばの干物はグリルで香ばしく焼いて骨をのぞき、身を粗くほぐす。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々を加え、スパゲッティーを表示時間通りゆでる。ゆで上がり2分前に春キャベツを加えて一緒にゆでる。
フライパンにオリーブ油大さじ2、にんにく、赤唐辛子(小口切り)を入れて弱火にかけ、香りが出てきたら水気をよくきった3を加えてからめる。
火を止め、1のさばを加えてさっと混ぜる。皿に盛り、こしょうをふり、小ネギを散らす。
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MIHO
料理家・国際中医薬膳師
身近な食材でシンプルに美味しい家庭料理を心がけています。 東京都生まれ、現在は福岡県に在住 料理研究家のアシスタントを経てフリーランスの料理家へ 料理教室の運営や企業の商品開発、料理誌での撮影、執筆など ------------------------------------------------- 「À TABLE 365」主催 家庭での料理作りや夫婦のコミュニケーションに関する悩みを解決するためのオンラインプログラムです。食卓を通してより良い夫婦関係を構築し、自分らしく生きるためのお手伝いをしています。 ラジオでは「食卓から始まる夫婦の新しいスタート」というテーマで、夫婦が幸せになるための台所まわりのことや、日常で感じたことなどをゆるく配信しています。 「À TABLE !」とはフランス語で親しいひとに呼びかけるごはんの合図です。50代になった今だからこそ、こんな温かい言葉で始まる食卓を大切にしていきたいと思っています。 また、薬膳の知識を取り入れ、自分を含め、多くの女性がより心地よく暮らしていけるようになることを考えています。