アメリカでは一般的にターキーを焼くとき使われるブライン(Brine)というハーブやフルーツで香りを漬けた塩水漬けて焼く手法があります。 今回は レモンティーに漬け込んで焼きました。 驚きのジューシーな美味しさをぜひ体験してください~!
肉用の温度計を用意しておくと便利です。 生焼けは危険ですので、しっかり火が通っていることを確認してください。 市販の加糖レモンティーでも作れます! ブラインは 豚肉のローストにも使えます。 アロマ野菜やハーブを代えて どうぞ。
熱湯にティーバッグを入れ、覆いをして10分、じっくり抽出します。 熱いうちに、ブラウンシュガー、塩を入れて混ぜ溶かします。 玉ねぎからローズマリーまでの材料をすべて混ぜ入れ冷まします。
室温まで冷めたら氷を入れて、完全に冷まします。
鶏肉を洗い、(丸ごとホールチキンでも作れます)ペーパータオルで水気を切ります。ジップ式の袋に3と一緒に入れます。 ジップ式袋が無ければ、大きめの鍋に入れても良いですが、なんどか鶏肉を返します。冷蔵庫で半日から24時間漬け込みます。
こんな感じで、薄い茶色の色がついているのが目安です。
下味が付いているので このままでも良いですが、今回はイタリアンハーブミックスとガーリックソルトを少量ふりかけました。 香りが増しておいしくなります。
厚手のフライパンにオリーブオイルを入れて熱し、鶏の皮に焦げ目が付くくらいまで、焼きます。 *火に直接かけられる ストウブやル・クルーゼのような鉄鍋を使えば、焼いてそのままオーブンに移動できるので便利です。
耐熱皿に鶏肉を移し、ひと口大に切った、じゃがいも、玉ねぎ、にんにく、にんじんを一緒に載せて200度のオーブンで1時間焼きます。焼き上がりは、温度計で計測してください。厚い部位にナイフを入れて 透明な肉汁が流れてきたら焼けています。
アメリカのブロイラーは臭みが強く、私は食べられません。オーガニックチキンを使えば、皮や脂身まで食べられるので、お味の点で差は歴然だと思っています。
こんがり 焼き上がり!
125704
LittleDarling
アメリカテキサス州在住の料理愛好家&コラムニスト。 日本語新聞[「いろは」で24年間コラムを執筆しています。 https://ameblo.jp/littledarling-cooking 学生時代から在米トータル37年。 今も、 日本の食文化を大切にしながら暮らしています。 海外で作る和食レシピ、アメリカ料理のレシピを中心に エスニック料理他、多国籍料理を得意としています。 オリジナルレシピ、海外に暮らすからこそひらめくレシピで 、これまで、数多くのコンテストで受賞、企業とのコラボを手掛けています。 オーガニック菜園とハーブガーデンが癒しの場所です。