レシピサイトNadia
  • 公開日2017/07/03
  • 更新日2017/07/03

ゴーヤーのレシピ&苦みをやわらげる方法を料理家が徹底研究!

ゴーヤーのレシピをご紹介。ゴーヤーの佃煮、ゴーヤーのピリ辛肉炒め、白ゴーヤーのツナサラダなど人気のレシピが盛りだくさん。すっかり夏の定番野菜となったゴーヤー。独特な苦味がありますが、それが好きという人もいれば、得意ではないという人も多いはず。そこで、ゴーヤーのどこの部分が苦いのか、どうすれば苦味をやわらげられるのかも含めて紹介します。

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ゴーヤーのレシピ&苦みをやわらげる方法を料理家が徹底研究!

 

ゴーヤーはどこが苦い?

さて、いきなりですがここで問題です! ゴーヤーは、どこが一番苦いでしょうか?

①外側の緑の粒々の部分(写真下)
②中の薄緑の果肉の部分(写真右上)
③白いワタの部分(写真左上)

正解は、外側の緑の粒々の部分です!

よく「ワタをきれいにとりのぞきましょう」と聞くことが多いので、ワタが苦いのかも? と思っていた方もいるかもしれませんが、ワタの部はさほど苦くありません。

しかも「緑が濃い」ものや、「外側の粒々が小さい」ものは、苦味が強い傾向にあります。苦いのが得意ではない方は、ゴーヤーを選ぶときに色や粒々の大きさに気を付けたり、調理するときに外側の粒々の部分をピーラーでそぐのがおすすめです。

 

ゴーヤーの栄養

ゴーヤー特有の苦みは、「モモルデシン」という成分によるもの。このモモルデシンには、

・胃腸の粘膜を保護し、食欲を増進させる
・神経に働きかけて、気持ちをすっきりさせる

という効果があると言われています。

この栄養からもわかるように、消化を助けて食欲を増進させるゴーヤーは夏バテ予防にぴったりな野菜というわけです。

 

ゴーヤーの苦味を減らす方法

ゴーヤーの苦味をやわらげるためには、いろいろな方法がありますが、主に

1.塩でもんで苦味を抜く
2.塩と砂糖でもんで苦味を抜く
3.油を使って苦味をやわらげる
4.旨味の強いものと合わせてて苦味を感じにくくする

という方法があります。

塩や、塩と砂糖をもみこむ場合は、ゴーヤーに含まれる水分と一緒に苦味を取りますが、水溶性の栄養分も抜けやすくなるので、お好みで調整してくださいね。

下茹でする場合は、塩や、塩と砂糖をもみこんだあとに、熱湯で茹でます。ザルにあげて水気をきったあと、キッチンペーパーでぎゅっと絞ります。

 

苦味をおさえてゴーヤーを楽しむ!おすすめレシピ3つ

 

塩でもんで苦味を抜く!「ゴーヤーの佃煮」

塩もみしたあとに熱湯で茹でて水気を切ります。そのあと、調味料と一緒に煮込んでいき、汁がなくなるまで煮詰めればできあがり。ごはんによく合う常備菜です。かさが減るので、ゴーヤーがたくさんあるときにおすすめです。

くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/11064/recipe/142515

 

油を使って苦味をやわらげる!「ゴーヤーのピリ辛肉炒め」

合いびき肉の油のおかげで、ゴーヤーの苦味がやわらぎます。下茹でしたり、砂糖を増やすと、苦味をさらにおさえられるので、より食べやすくなります。ご飯にのっけてスタミナたっぷり丼にしてもいいですよ!

くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/11064/recipe/159412

 

旨味の強いものと合わせてて苦味を感じにくくする!「白ゴーヤーのツナサラダ」

白いゴーヤーは緑のものと比べて、苦味はだいぶ少ないです。ツナやマヨネーズなど、味のしっかりしたものや旨味の強いものと合わせる事により、小さなお子様でも食べやすくなりますよ。白色で見た目も爽やか、夏にぴったりですね。

くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/11064/recipe/142165



苦味のあるゴーヤーですが、その苦味は夏こそ摂りたい栄養素。「ゴーヤーはちょっと苦手で……」という人も、苦味を上手にコントロールすれば食べやすくなり、もしかしたらゴーヤーが好きになるかもしれません。

旬のこの時期、ゴーヤーをたくさん食べて夏バテ知らずに!猛暑を乗り切りましょう!



こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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