中華料理の定番「エビマヨ」ならぬ「鶏マヨ」。エビよりお安い食材でできるので節約中のおかずにもぴったり! みんな大好き鶏マヨの作り方をご紹介します。鶏むね肉をしっとりと仕上げる下処理方法も要チェックです!
このひと手間がポイント!しっとり仕上げる鶏むね肉の下処理方法
鶏むね肉はお値打ちで買いやすい食材ですが、調理の仕方によっては身が固くなってしまいちょっと難しいなと感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は鶏むね肉を柔らかくするポイントからお伝えします。鶏マヨに限らず、から揚げなどにも使える簡単な方法なので、覚えておくと便利ですよ!
鶏むね肉の下処理の仕方
1.鶏むね肉は、まずは皮をとることから始めます。手で少しひっぱると簡単に取れますよ。また、黄色い柔らかい部分が身に残ったりしますがこれは脂肪。できたらこれも取り除くと食感が良くなります。これは柔らかすぎて手で引っ張るとちぎれてしまうので、包丁で切り取りましょう。
取り除いた皮はまとめて冷凍しておくと、ある程度たまった時点で他の一品が作れるので節約にもなります。
また、最近は初めから皮が取り除かれた鶏むね肉もスーパーで売ってますのでそちらを購入してもOK!
2.鶏むね肉全体にまんべんなくフォークで穴をあけます。
3.水を張ったボウルに鶏むね肉を入れ5分ほど浸します。水から出したらキッチンペーパーで押さえ表面の水分を軽く拭き取ります。
鶏むね肉が固くなるのは、加熱することで身の中の水分が蒸発して身がぎゅっと締まってしまうことが原因のひとつ。そのため、事前に水に漬け置き、水分を吸収させておくことで、加熱したときに水分が出ても柔らかさを保つことが出来るのです。
たったこれだけのことで驚くほど柔らかくなりますよ。
みんな大好き!鶏むね肉のジューシー鶏マヨの作り方
【材料】
鶏むね肉 300g
A塩 小さじ1/3
Aブラックペパー 小さじ1/2
A片栗粉 大さじ1
・オリーブオイル(またはサラダ油) 大さじ1~
Bマヨネーズ 大さじ2
Bケチャップ 大さじ2
B生おろしにんにく 小さじ1/2
B牛乳 大さじ1
B練乳 小さじ1
【作り方】
1.肉の厚みを均等にするために包丁を入れて左右に開き、食べやすい大きさにカットします。
繊維にそって斜めに薄く包丁を入れていくのがポイント! 鶏むね肉は包丁の入れ方によっても、食感が悪くなるのでここも丁寧に切っていくのがポイントです。
2.切った鶏むね肉はビニール袋に入れ、Aを入れて全体をまぶします。
片栗粉をまぶして炒めることで、水分をさらに閉じ込めて食感を柔らかくしていますが、まぶしてから時間がたつと逆に水っぽくなってしまうので、すぐに火にかけられるようにしましょう。
3.オリーブオイルをひいたフライパンに鶏むね肉を並べてから中火にかけます。
油を熱してから肉を入れると温度差で固くなってしまうので、油とともに徐々に温度をあげて行くのがポイントです。
油がふつふつとしてきたらひっくりかえして炒めます。油の量はフライパンの大きさによって調整してください。少なすぎるとフライパンに片栗粉がくっついてはがれてしまうので、少し多いかな? くらいがおすすめです。
4.ボウルにBを合わせ、熱いうちに混ぜ合わせます。
このたれは鶏むね肉を下準備している間に作っておくと時間短縮になりますよ。
少し甘めのたれにからんだ鶏マヨ。ジューシーかつ柔らかな食感が年代を問わず好まれるおかずですね。
くわしいレシピはこちら
●『鶏むね肉のジューシー鶏マヨ(基本の鶏マヨ)』
もし残ってしまったら、野菜と一緒にパンに挟んで朝ごはんとしても美味しくいただけます!
調味料にひと工夫!鶏マヨアレンジレシピ
お弁当にも!鶏むね肉のジューシーカレー鶏マヨ
たれにカレー粉を加えてほんのりカレー味にしてみました。カレーの味は主張しすぎず優しい味わいに。お弁当のおかずにもおすすめです!
【主な材料】
鶏むね肉
マヨネーズ
ケチャップ
牛乳
練乳
片栗粉
カレー粉
くわしいレシピはこちら
●『鶏むね肉のジューシーカレー鶏マヨ』
うま味も倍増!鶏むね肉のジューシー味噌鶏マヨ
下準備した鶏肉に味噌をぬって一晩冷蔵庫で寝かせたものを使用します。味噌の効果でしっとりとした柔らかさになり、肉のうま味も増してさらなる美味しさに! ご飯のおかずはもちろんのこと、お酒のおつまみにもなります。
盛り付けてからセロリの葉を刻んだものをトッピングしています。セロリが苦手な方は大葉でも良いですね。
【主な材料】
鶏むね肉
赤みそ
マヨネーズ
ケチャップ
牛乳
生おろしにんにく
セロリの葉(または大葉)
くわしいレシピはこちら
●『鶏むね肉のジューシー味噌鶏マヨ』
ヘルシーで栄養価も高い鶏むね肉。お財布に優しいだけでなく疲労回復にも役立ちます。
食べやすく調理すれば家族皆で美味しく食べられます。作り置きしておいてお弁当に持っていくのもおすすめです! ぜひお試しくださいね。
●大人気の鶏むね肉をもっと活用したい!
・お安いだけじゃないんです!おいしすぎる鶏むね徹底活用レシピ5
・ソースでいろいろ楽しめる!しっとり鶏胸肉の「レンチン蒸し鶏」をマスターしよう
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