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今回はスーパーで購入した1080円の盛り合わせを100均で購入した器にきれいに盛り付ける方法です。 パックのままだと忍びない、手抜き感が少し出てしまいますが、上手に盛り付ければ同じ味でもおいしく感じられると思います。 和皿がない方も多いと思いましたので、100均で購入した丸皿を使用しましたのでご参考になれば幸いです。
《POINT》 実際の手つきは動画をご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。 他にも器の形が異なる場合、魚種が異なる場合によっていくつか発生するポイント・ルールはありますが、またおいおい第二弾をかきたいと思います。
お刺身の盛り合わせをバットにばらし、器に盛り付ける。
《刺身の盛り付けのポイント①》 ・スーパーのつま(けんとも呼ぶ)はちらばりやすいので、手で軽く丸めてからふんわりと器に盛り付ける。 ・しそは枚数があれば2枚を少しずらして重ねるときれいに。(刺身を盛り付けたときにしそがすべて隠れてしまわないように注意)
《刺身の盛り付けのポイント②》 今回のようにひとつのつまに対して、異なる魚種を盛り付ける場合は、赤身は赤身、白身は白身、魚貝類は魚貝類である程度まとめて盛り付けた方が良い。(赤身と白身を重ねてしまうと赤身の香りなどが白身について味を損ねてしまう可能性があるため) ※ただ器や貫数によってケースバイケース
《刺身の盛り付けのポイント③》 ・余白を活かす。器の2〜3割は余白を活かすようにするときれいに見えます。幅が広がりすぎないよう高さを出すことを意識してください。 ・あしらい(今回はきゅうりと小菊)は最後に盛り付けると色のバランスが取りやすいです。
《刺身の盛り付けのポイント④》 奥側が高く、手前側を低くすると立体感が出てきれいに見えます。 貫数は一般的には陰陽五行説をもとに奇数貫が良いとされていますが、スーパーで販売されているものはそうでないものもあるのでそこまで気にしなくても大丈夫です。 ※お店で提供する場合は気にしますが、人数によっても今はケースバーケース
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高橋 善郎
1988年神奈川県生まれ。 和食料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、ジュニア野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を史上最年少で合格。 素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。 2015年からは農林水産省・JICAの共催事業にも参画し、国内外で日本食・食文化を発信している。 スポーツをこよなく愛し、2016年6月に行われたトライアスロンの大会では年代別準優勝。「食 × スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。 【著書】 「燃やすおかず つくりおき」(学研) 「魔法のココナッツオイル(e-Mook)」(宝島社) 「イケ麺レシピ103」(エイ出版社) 「BRUNO(ブルーノ)の絶賛ホットプレートごはん」(宝島社) 「ココナッツオイルで健康になる! (TJMOOK) 」(宝島社) 「いつもの小麦が不調の原因!グルテンフリー入門 (TJMOOK) 」(宝島社) 【保有資格】 日本酒学講師 / 唎酒師(ききさけし) / ソムリエ(ANSA) / ビアアドバイザー / おさかなマイスター / ジュニア野菜ソムリエ / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 /食品衛生責任者