健康食材としても人気!お米が原料の「ビーフン」
お米を原料としたビーフン。中国の福建省が発祥といわれており、アジア諸国ではさまざまな調理法で食べられています。ヨーロッパやアメリカでもグルテンフリーの健康食材として、また小麦アレルギーの代用食としても人気が高いそうです。
日本で一般的に食べられるものは、そうめん状の細いビーフンを炒めた焼きビーフンですよね。乾麺なので比較的長期間の常温保存ができて、お肉や野菜を一緒にたくさん食べられるので常備しておくととても便利です。
今回は、基本的な豚肉と野菜を使った焼きビーフンの作り方をご紹介したいと思います。下ゆでや炒め方のコツなど、意外と大事なポイントがあるのでおさえておくと美味しく作れますよ。
基本の焼きビーフンの作り方
https://oceans-nadia.com/user/196104/recipe/441730
【材料(2人分)】
ビーフン 140g
ピーマン 1個
にんじん 1/8本
しいたけ 1枚
長ねぎ 15cm分
キャベツ 1枚
豚こま切れ肉 100g
サラダ油 大さじ1
ごま油 小さじ2
A醤油 大さじ1
Aオイスターソース 小さじ2
A鶏がらスープの素 小さじ1
塩・こしょう 適量
【作り方】
1.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、ビーフンを加えて4分ゆでる。 沸騰させすぎず、ポコポコと小さな気泡が上がるくらいの火加減でOK。
【ポイント】
パスタをゆでるときのようにグラグラと沸騰させたお湯でゆでると、でんぷん質が溶け出して麺同士が固まったり、短くちぎれてしまったりする原因になります。長くゆですぎず、少しかためかな? と思うくらいで大丈夫です。
2.ザルにあげ、流水で洗いながらしっかりと冷やし、手で搾って水気を切る。 長いタイプのビーフンは食べやすく切る。
【ポイント】
溶け出したでんぷんのぬめりをよく洗い流して、冷水でしめるのも大事なポイントです。手で握って搾り、水気をしっかりと切りましょう。
3.ピーマン、にんじんは4mm幅の細切りにする。 しいたけは薄切り、長ねぎは斜め薄切り、キャベツはひと口大に切る。 豚こま切れ肉は大きければ食べやすく切る。
【ポイント】
太さを揃えて切ることで火通りも均一に、麺との絡みも良くなります。仕上がりの見た目もきれいになりますよ。
4.フライパンにサラダ油を熱し、水気を切ったビーフンを広げて入れる。 ビーフンの水気を飛ばすように中火で焼き、ときどき麺の上下を入れ替えるようにほぐしながら炒める。かき混ぜながら炒めるとビーフンが細かくちぎれてしまうので注意してください。
【ポイント】
テフロンなど、焦げ付かない加工をしてあるフライパンがおすすめです。ビーフンだけを先に炒めてしっかりと水気を飛ばすことで、切れたり団子状に固まったりせずにぱらっと仕上がります。菜箸で強くかき混ぜると短く切れてしまうので、固まっている部分を優しくほぐすイメージで。
5.ビーフンの水分が飛んで少しフワッとしたら、いったん皿に取り出しておく。 フライパンにくっついたビーフンがあれば取り除く。
6.フライパンにごま油を熱し、豚こま切れ肉を入れて塩・こしょうをふり、中火で炒める。
【ポイント】
豚肉に下味の塩・こしょうをふります。
7.豚肉の色が変わったら野菜を加えて、さらに2分ほど炒める。
8.5のビーフンを加え、炒め合わせる。ここでもあまりかき混ぜず、ほぐすようにして野菜となじませる。
9.Aを加え、全体に混ぜる。塩・こしょうで味を調え、器に盛り付ける。
【ポイント】
調味料は事前に混ぜ合わせておくとスムーズです。味見をして塩・こしょうで調整してください。
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ビーフン
私も麺料理が大好きなので焼きそばや汁麺などよく食べますが、レパートリーにビーフンが加わってさらに選択肢が広がりました。お米の風味がふわっと香って、噛みしめるごとにうま味が感じられ、ほかの炒め麺料理とはひと味違った美味しさがありますよ。コシがあるので食べごたえもあり、満足感が高いのもうれしいです。
お好みでえびやいか、炒り卵、余った野菜やきのこ類などを入れても美味しく作れます。冷蔵庫整理メニューとしても活躍してくれそうですよね。おうちごはんのマンネリ打破にぴったりのビーフン、ぜひ試してみてください。
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