私のチョコマカロンは普段はガナッシュサンドではなく、ガナッシュバタークリームなんですが、今回はバレンタイン用のマカロンにしたくて、ガナッシュのみサンドしてたっぷりチョコ感にしました♪スーパーの板チョコでOKなので手軽です。 マカロン作りはマカロナージュというメレンゲをつぶす工程や、オーブンの温度、焼き加減などコツがたくさん必要なので、すぐにはうまくいかないかもしれませんが、何度か試してコツをつかんで下さい!わかりにくいところがあればお答えできる範囲でお答えしますので質問してくださいね。
マカロナージュの見極めが一番難しいポイントになるかと思います。 生地を絞り出し袋に入れたり絞ったりする作業の間にもメレンゲはつぶれていくので、慣れないうちはマカロナージュを控えめにした方がいいかもしれません。焼いてみて割れるようなら、マカロナージュ不足なので、次はあと1~2回増やすというふうにしてみてください。しわしわに焼きあがった時はメレンゲの立て方が足りないか、マカロナージュのし過ぎです。次に作るときは、メレンゲを意識することと、マカロナージュの回数を減らしてみてください。
ボールに卵白を入れ、ハンドミキサーでふわっと嵩が増すまで泡立てる。
グラニュー糖の半量を加え高速で2分泡立てる。 さらに残りの半量を加え2分泡立てる。 ねっちり固いメレンゲになる。
アーモンドパウダー、ココアパウダー、粉糖を合わせてふるい入れる。
粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜる。
粉っぽさがなくなったら底から生地を返すように15回混ぜる。
ゴムベラでボールの側面に薄く生地を張り付けるように伸ばす。
張り付けた生地をまた集めて同じように伸ばす。これを10回繰り返す。
生地をゴムベラですくって垂らしてみる。 途切れるようなら工程6,7をあと1~2回繰り返す。 途切れそうで途切れずタラタラと続いて落ちる固さがちょうど良い。
1cmの丸口金を付けた絞り袋に入れる。
天板に隙間を開けて直径3.5cmくらいに絞り出す。(私はいつも17枚絞れます)
表面を触っても手にくっつかなくなるまで乾かす。 乾いたらオーブンを160℃に予熱する。
150℃のオーブンで2分、130℃に下げてさらに14分焼く。
A 板チョコ1枚(50g)、生クリーム45gを電子レンジ600wで30秒ほど加熱して溶かす。 冷やして絞り出せる固さになったら口金を付けた絞り袋に入れる。サラサラではなくゆっくりぽってり落ちるくらいの型さ。あまり冷やしすぎると今度は絞り出せなくなるので注意。
マカロンに絞り出し、もう1枚で挟む。ガナッシュが端までいきわたるように押さえる。
板チョコ(ミルク)を低めの湯煎で溶かしてコルネに入れ、線を描く。固まらないうちにアラザンを付ける。
405835
2022/09/03 19:32
2021/02/15 00:13
hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。