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    イタリアンメレンゲで作る基本のバニラマカロン

    • 投稿日2021/02/19

    • 更新日2021/02/19

    • 調理時間15

    上級者向けです。何度もマカロンを使ったことのある方や、普段からお菓子作りをされている方にお勧めします。 フレンチメレンゲのマカロンは空洞ができやすいと言われています。イタリアンメレンゲの方がメレンゲの状態が安定していて失敗が少ないとも言われていますので、フレンチメレンゲのマカロンを何度やってもうまくいかない方、こちらを試してみてください。少量では作りにくいので、フレンチメレンゲのマカロンの倍量が1回でできます。イタリアンメレンゲのマカロンの成功率が高い、とは言ってもオーブンとの相性などはフレンチメレンゲのものと変わらないです。

    材料マカロン20個

    • 卵白①
      35g
    • アーモンドパウダー
      90g
    • 粉糖
      90g
    • 卵白②
      35g
    • グラニュー糖①
      90g
    • 大匙2
    • 卵黄
      1個
    • グラニュー糖②
      20g
    • 牛乳
      60ml
    • バター(食塩不使用)
      100g
    • バニラビーンズ(バニラペースト)
      少量

    作り方

    ポイント

    イタリアンメレンゲのシロップの温度は非接触温度計が便利です。

    • 乾いたボールにアーモンドパウダーと粉糖を入れてホイッパーでよく混ぜる。 オーブンは160度に予熱する。

      工程写真
    • 1

      アーモンドパウダーと粉糖のボールに卵白①を入れ、ゴムベラで混ぜる。

      工程写真
    • 2

      粉気がなくなり、画像のようなねっとりまとまった状態になればOK

      工程写真
    • 3

      グラニュー糖①を鍋に入れ、水を加えて中火弱の火にかける。

      工程写真
    • 4

      シロップを作っている間に卵白②をボールに入れハンドミキサーで軽く泡立てておく。

      工程写真
    • 5

      シロップが117度になるまで加熱。

      工程写真
    • 6

      卵白をハンドミキサーで泡立てながら、シロップを垂らして加えていく。

      工程写真
    • 7

      シロップをすべて加えたら3分ほど泡立てる。たて終わりはつやがあり、つのは立たずにたらたらと流れるようなメレンゲになります。

      工程写真
    • 8

      2のボールにメレンゲを全量入れ、ゴムベラで5回切るようにさらに底からすくって返すように、これを6回ほど行う。

      工程写真
    • 9

      8の工程の後の状態。まだアーモンドのペーストとメレンゲはまだらでムラがある状態。

      工程写真
    • 10

      底からすくって返すのを15回程度行う。

      工程写真
    • 11

      だいぶなめらかになってきているが、まだぼそぼそして粗い。ゴムベラですくってみてもボトボト途切れる。

      工程写真
    • 12

      ゴムベラでボールの側面に生地を薄く伸ばす。

      工程写真
    • 13

      伸ばした生地を集めて、また伸ばす。一部の生地ばかりを伸ばさず、まんべんなく均一に行う。特に真ん中に生地が残りやすいので、真ん中の生地だけ残さないように。

      工程写真
    • 14

      生地をすくって垂らすと途切れず、積み重なるように落ち、細くなってもつながっていくくらいなめらかな状態。

      工程写真
    • 15

      1㎝の丸口金を付けた絞り袋に生地を入れる。

      工程写真
    • 16

      天板に絞り出し5~10分程度室温で乾かす。 1枚の天板に絞り切れない分は、絞り袋のまま置いておきます。一度に絞ってしまうと乾燥しすぎてうまく焼けなくなりますので注意。

      工程写真
    • 17

      オーブンで15分ほど焼く。 オーブンの設定温度や焼き時間はご自身のオーブンで一度焼いてみて調節する必要があります。 うちのオーブンの場合160度予熱、140度で3分~3分半、上に天板を一枚かましさらに8分~8分半焼くと焼き色がつかずに焼けます。 この焼き方では生焼けになるオーブンもあると思います。 予熱温度を高くしないとピエが出にくい場合もあるようです。 150度15分を目安に、何度か焼いて一番いい温度と時間を探してみてください。

    • 18

      ***バタークリーム*** 卵黄にグラニュー糖②を加えてすり混ぜる。 牛乳を鍋に入れて沸騰直前程度まで沸かす。

      工程写真
    • 19

      温めた牛乳を卵黄のボールに少しずつ加え、グラニュー糖を溶かすようによく混ぜる。

      工程写真
    • 20

      鍋に戻し入れ、弱火にかけ混ぜながらとろみをつける。ゴムベラで鍋底をこすってみると写真のように筋ができるくらい。サラサラでかなりゆる~いカスタードクリームのイメージです。冷ましておく。

      工程写真
    • 21

      20が冷めてから、バター(食塩不使用)を電子レンジ600wで30秒ほど加熱して柔らかくし、少しずつ20を加えてよく混ぜる。 20(アングレーズソース)が熱いうちに加えるとバターが溶けてドロドロになってしまうので、必ず冷めてから。 バニラビーンズ(バニラペースト)を加え香りをつける。

      工程写真
    • 22

      マカロンに絞り出し、もう1枚で挟む。端っこギリギリまでクリームが来るように少し押さえる。 冷蔵庫で一晩寝かせてなじんだら出来上がり。

      工程写真
    レシピID

    407320

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    hoppe

    料理研究家

    hoppe(ほっぺ) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 元看護師(産婦人科、整形、脳外、内科などの勤務を経て高齢者のデイサービス勤務をしてきました。特に高齢者デイサービスは私にとって天職と思えるような充実した楽しい日々でした。) 昔から趣味はと聞かれれば「お菓子作り」と即答してきました!今も変わらずお菓子作りが趣味です。 私の初めてのお菓子作りは小学生のとき。 母が驚くことを期待しながら一人でレシピを見て作った型抜きクッキーでした。 仕事から帰った母の驚いた顔と美味しいと喜んだ顔は今でも忘れられません。 お菓子作りには幸せがいっぱい詰まっています♪ 買うのが当たり前だと思っていたケーキを自分で作れた喜び。 誰かのことを想ってレシピや材料を選んだり、出来上がりを想像しながら作るワクワクした時間、相手が手作りに驚いたり「美味しい!」と笑顔になる瞬間、オーブンからただよう甘い香りに包まれる時間やドキドキしながらオーブンを覗き込む時間、焼き立てを味わえるのも手作りならでは。 でも、日々のお料理とは違い、お菓子は必要不可欠なものではありません。 毎日のことではないので特別な日のケーキは買えばいいし、わざわざ材料や道具を揃えて、となるとハードルが高い物だと思います。 でも、特別なものだからこそ手作りすればさらに特別感は大きくなり、喜びも膨らむと思います。 そして、お菓子作りってやってみると意外と難しい物ではありません。 私は今までお菓子作りを通してたっくさんの幸せを感じてきました。 家族のために日常的にパンを焼くようになってからは友人を招いて、手作りのパンや料理、デザートをふるまっておもてなしをする楽しさも知りました。 この幸せな気持ちをたくさんの人に感じてもらいたい! 自分でケーキやパンを作れる喜びを知ってもらいたい! 安心、安全なお母さんの手作りおやつや焼きたてほわほわパンの優しさをたくさんのおうちに広めたい。 その思いがすごくすごく強くなったので、看護師を辞めてレシピをお伝えすることに力を注ぐことにしました。 日々のおやつだけでなくおもてなしや特別な日に作るお菓子レシピをメインに、大切な家族のために安心、安全にこだわって作る料理やパン、友人をまねくときのおもてなしランチのレシピも公開していきます。 私のレシピを信じて材料を揃えて時間をかけてくれる誰かの笑顔を想像して(*^^*)

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