栗の皮むきは鬼皮を柔らかくするのがポイント!
包丁で栗の皮むきを行おうとすると、鬼皮が硬くて滑ってしまい怖いと思うことも。栗の皮むき専用のはさみも売られていますが、栗だけのために買う気がしない……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
栗の鬼皮をむくには、鬼皮をやわらかく必要があります。
栗を水に半日から一晩付けておくと柔らかくなりますが、もっと時短にしたい!という時には栗を丸ごと茹でてしまうのがおすすめです。栗を茹でることで、鬼皮がやわらかくなりむきやすくなりますよ。
栗の皮むきにトライ!
今回は、栗を茹でてから皮をむく方法を写真付きでご紹介します。特別な道具は必要ありませんし、包丁でも怖くないむき方なのでぜひトライしてみてくださいね!
栗の皮のむき方
① 栗を熱湯で3分茹でます。茹でることで、鬼皮がやわらかくなります。
② 本来なら、ここで包丁を使いお尻側から鬼皮をむいていくのですが、この作業が苦手という方も多いハズ。そんな時は、写真のように、お尻の部分を先に切り落とすことで、むきやすくなります。
③ 切り落としたところから、包丁を入れて鬼皮をむきます。手でもむけるので、包丁が怖い場合は手でむいてもOKです。
④ 包丁で渋皮を切り落とすようにむきます。渋皮と実のギリギリのところをむくのが難しい時は、実も削ぐようにむいてしまいましょう。表面がゴツゴツになっても大丈夫です。
上手に皮をむくポイント
●鬼皮をむいた後、乾いてしまうと渋皮がむきにくくなります。乾いてむきにくい時は、水でぬらして湿らせてむいてください。
●包丁に栗の実がついていると、滑りやすくなるので、包丁についてしまった栗の実は定期的にふきとってください。
●大きめの栗のほうが皮をむきやすいので、栗を買う時は大きめの栗を選ぶようにするのが良いですよ。
皮をむいた栗は冷凍保存がオススメです
皮をむいた栗を一度に使い切れない場合は、保存袋に入れて冷凍庫へ入れればOKです。
その際、砂糖を少量入れて栗になじませておくと冷凍やけ予防になりますよ。
冷凍保存しておくことで、いつでも栗を使うことができて便利です。時間がある時や、栗をたくさん買って来た時に、皮むきまでの下処理を済ませて冷凍保存してしまいましょう。
栗を使った簡単レシピ
栗の皮をがんばってむいたら、ぜひ作っていただきたい簡単料理を一つご紹介します。
栗と聞くと栗ご飯のイメージが強いですが、いつもはかぼちゃやさつまいもで作る料理を栗で作るのが◎。栗で作ることで、いつもの料理が秋限定の味になりますよ。
栗の中華風そぼろ煮
栗と鶏ひき肉を中華風のそぼろ煮に。栗の甘みと中華の味がよく合いますよ。調理時間は約15分。鶏ひき肉と栗を炒めて、調味料と水を加えて煮ればできあがりです。作り置きにして、お弁当に入れるのも◎。ほっこりとした上品な甘みの秋限定の味になります。
●詳しいレシピはこちら
『栗の中華風そぼろ煮』
短い秋限定の栗を思う存分楽しもう!
いかがでしたか? 栗の皮むき方法や保存方法をご紹介しました。
冷凍保存もできるので、下処理を一気に済ませて使わない分は冷凍しておけば、いつでも手軽に栗を使ったお料理やスイーツが作れますよ。ぜひ、この秋、栗料理を楽しんでくださいね。
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