本当に美味しい栗ご飯｜何度も作りたい定番レシピVol.99

栗ご飯は、むき栗を買ってきてももちろんできますが、栗むきから始めるのも楽しいものです。お休みの日や、お子さんが寝ている間など、時間があるときにゆっくり秋の手仕事として楽しんでみてはいかがですか。

今回は栗ご飯の作り方と、写真に撮ったときに華やかに見えるスタイリング方法をご紹介します。

旬の栗を楽しむ美味しい栗ご飯の作り方

【材料（4人分）】

米　2合
酒　大さじ1
塩　小さじ1
みりん　小さじ1
昆布　5cm四方1枚
冷凍栗　15粒（下記参照）
黒ごま　適量

【作り方】

1．栗の下準備をします。栗は軽く水洗いをし、熱湯を注いで粗熱が取れるまで放置します。手で触れられるくらいになったら栗むきを始めます。すぐにできない場合は、このまま半日～一晩おいても構いません。

2．栗をむいていきます。むき終わったらすぐに水に放ちましょう。簡単なむき方をご紹介します。

【写真左】 1．包丁でおしりを落とします。
【写真真ん中】2．手で鬼皮をむきます。（おしり側から）
【写真右】3．包丁で渋皮をむきます。平らな部分を先にむくとやりやすいです。少し厚めにむきます。

3．全部むき終わったら、水を切って保存袋に入れ、砂糖大さじ1強（分量外）を入れてもみこみます。そのまま冷凍庫へ。（3時間～使えます）
この作業により栗の黄色みが増します。

●詳しい栗のむき方はこちらもご覧ください。
【秋の味覚】スルスルッとむける栗のむき方

4．ご飯を炊きます。米を研いだ後、炊飯器に米と調味料を入れ、水を2合の目盛りまで入れます。調味料を入れたら、塩を溶かすようにひと混ぜします。次に、栗の砂糖を落とすように軽く水洗いし、お米の上に均等にのせます。最後に昆布をのせ、通常の炊飯モードで炊きます。

炊きあがったら形のいい栗を数粒取り出してから、ざっくりと混ぜます。形のいい栗は盛りつけの際に上にのせるときれいに仕上がります。混ぜるときもできるだけ栗を潰さないように気をつけてください。

栗ご飯の盛りつけ方

盛りつけるときは、まずお茶碗の半分くらいの高さまでご飯を盛ります。ここではきれいに盛る必要はないので、割れてしまった栗などが入っても大丈夫です。

そのあと、お茶碗にご飯だけをこんもりと盛ります。さらに形がきれいな栗を２、3粒選んでのせます。このとき、前後斜めに配置されるようにのせるとバランスがよく見えますよ。

これだけだと彩りに欠けるので、上からパラパラとごまを振ります。お好みでごま塩でも構いません。少し見た目が良くなりました。

栗ご飯のスタイリング方法

できた栗ご飯を美味しく撮影したいという方のために、栗ご飯をおしゃれにみせるスタイリングをご紹介！　SNS映えするためには、少し色や背景をつけると、ぐっと雰囲気が出るんです。

秋といえば、紅葉や落ち葉、松ぼっくりなどなど。秋の季節感を出すため、赤やオレンジ、茶色といった色を持ってきます。

だいぶ秋らしい雰囲気が出た気がしませんか？　こういったアイテムは100円ショップや雑貨屋さんで安価で購入できますので、1つ2つと取り入れてみると、写真を撮るのが楽しくなると思います。

皮むきから始めて、頑張って作った栗ご飯。ぜひテーブルを秋色に飾って美味しく召し上がってくださいね。

●こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。
ほっくり美味しい秋の食材！「栗」を楽しむバリエーションレシピ15選
秋のほっこりカフェタイム♪ペーストやクリームで手軽に！栗スイーツレシピ