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    • 公開日2018/10/09
    • 更新日2018/10/09

    秋のほっこりカフェタイム♪ペーストやクリームで手軽に!栗スイーツレシピ

    秋の定番、栗スイーツ。生の栗からスイーツを作るのは少し手間がかかりますが、「マロンペースト」や「マロンクリーム」を使用すれば、とても手軽に栗スイーツを作ることができます。今回は、マロンペーストとマロンクリームの使い分けのポイントと、4種類のスイーツレシピをご紹介します。

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    秋のほっこりカフェタイム♪ペーストやクリームで手軽に!栗スイーツレシピ

     

    マロンペーストやマロンクリームで手軽に秋のスイーツを楽しもう

    秋になると栗を使った美味しいスイーツがたくさん出てきますね。おうちでも栗スイーツを作りたい! と思っても、生の栗から作るのは何かと手間がかかってしまいます。

    そんな時におすすめなのが、「マロンペースト」や「マロンクリーム」を使って作るスイーツです。どちらも製菓材料店で購入でき、他の材料に混ぜ合わせたりするだけでお手軽に栗スイーツを楽しむことができますよ。

     

    「マロンペースト」と「マロンクリーム」…味の違いは?使い分けは?

    マロンペーストとマロンクリーム、原材料を見てみると、どちらも「栗、砂糖、バニラ香料」と記載されています。

    どちらも同じ材料で作られているのに何が違うの? と思う方もいらっしゃると思いますので、まず両者の違いについて簡単に説明します。

    マロンペーストとマロンクリームの大きな違いは「甘さ」と「固さ」です。

    (左:マロンペースト、右:マロンクリーム)

    【マロンペースト】
    マロンペーストはシロップ煮の栗を潰して砂糖やバニラ香料を加えたものです。水分は少なめで、こしあんのようなやわらかさが特徴です。

    栗の風味がしっかりとあり、甘さはマロンクリームより控えめです。栗スイーツの代表「モンブラン」のクリームはマロンペーストに生クリームなどを加えることで簡単に作ることができますよ。

    固さがあるので、そのままパンやパイのフィリングに使用したり、焼き菓子の生地に混ぜることに向いています。

    【マロンクリーム】
    一方、マロンクリームはペースト状にした栗に砂糖や水分を加えて作られます。マロンペーストよりもやわらかく、ジャムのようにとろっとしています。

    甘みはマロンペーストよりも強く、そのままパンなどに塗って食べてもおいしいです。水分が多くやわらかいので簡単にほかの材料に混ぜ込むことができるのが特徴です。

    6~7分立てにした生クリームに混ぜ込むことで、簡単にマロン風味のホイップクリームが作れますよ。また、ムースやプリンを作る際にも簡単に混ぜる事ができるので重宝します。甘みが強いので、スイーツ作りに使う場合は、加える砂糖の分量を調整するのがポイントです。

     

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    ほんのりやさしい栗の甘さが魅力。マロンマフィン

    シンプルなプレーンマフィンの材料に、マロンペーストをたっぷり混ぜ込んで焼き上げました。後味にほんのり栗の風味が広がるやさしい味のスイーツです。

    作り方は材料を順番に加えて混ぜ合わせるだけなので、お手軽に作ることができますよ。材料が冷たいと分離してしまうことがあるので、材料は室温に戻しておくのが上手に作るポイントです。

    今回はシンプルにマロンペーストだけで作りましたが、刻んだくるみやチョコレートチップを一緒に混ぜ込んで焼いてもおいしいですよ。マフィン型がない場合はマフィンカップやシリコンカップでも代用可能です。

    【主な材料】
    マロンペースト
    無塩バター
    グラニュー糖

    牛乳
    薄力粉

    ●詳しいレシピはこちら
    『マロンマフィン』

     

    濃厚な大人スイーツ!マロンとホワイトチョコのムース

    次にご紹介するのは、マロンクリームとホワイトチョコレートで作る濃厚なムースです。ふんわりなめらか食感のムースにラム酒を加えて大人味に仕上げました。ホワイトチョコレートがいいアクセントになりますよ。

    マロンクリーム、溶かしたホワイトチョコ、ゼラチンを混ぜ合わせたところに7分立てにした生クリームを混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やし固めればできあがりです。難しい工程はないので、簡単に作ることができますよ。

    マロンクリームもチョコレートも十分に甘さがあるので、砂糖は加えずに作ります。お好みで栗の渋皮煮をトッピングすると、おもてなしにもぴったりのさらに贅沢なスイーツに。

    【主な材料】
    マロンクリーム
    ホワイトチョコレート
    生クリーム
    ラム酒
    粉ゼラチン

    ●詳しいレシピはこちら
    『マロンとホワイトチョコのムース』

     

    ココアのビターな甘さがアクセント!マロンのロールケーキ

    マロンクリームをたっぷり加えたホイップクリームを、ココア生地で巻いて作るシンプルなロールケーキです。生クリームには砂糖を加えずに6分立てにして、マロンクリームをたっぷり混ぜ込んでホイップクリームを作ります。マロンクリームの甘さだけでも上品な甘さのクリームに仕上がりますよ。ビターなココア生地との相性も抜群です。

    ロールケーキを上手に作るポイントは、焼き上がった生地にラップをかけたりポリ袋に入れたりして、保温しながら冷ますことです。そうすることで、しっとりとして巻きやすい生地に仕上がりますよ。

    【主な材料】
    マロンクリーム

    グラニュー糖
    薄力粉
    ココア
    生クリーム

    ●詳しいレシピはこちら
    『マロンロールケーキ』

     

    まるで和風モンブランクリーム!マロンペーストと白あんで作る「マロン大福」

    マロンペーストと白あんを混ぜてマロンあんを作り、栗の渋皮煮と一緒にもちもちの求肥に包んだ和スイーツです。マロンペーストと白あんを混ぜ合わせると少し和風のモンブランクリームのような風味になりますよ。濃厚なマロンペーストと白あんの相性は抜群です!

    求肥は白玉粉と砂糖、水を混ぜて電子レンジで加熱して作るのでお手軽に作ることができます。今回は贅沢に栗の渋皮煮を包んで作りましたが、マロンあんだけを包んでも美味しいですよ。栗の渋皮煮を入れない場合は、マロンあんの材料の分量を1.5倍程度に増やしてくださいね。

    【主な材料】
    マロンペースト
    白こしあん
    白玉粉
    栗の渋皮煮
    砂糖

    ●詳しいレシピはこちら
    『マロン大福』



    マロンペーストやマロンクリームの特徴を押さえて上手に使えば、手軽に美味しい栗スイーツを作ることができます。今回ご紹介したレシピは、どれも難しい工程はなく手軽に作れるものばかりです。ぜひ休日のおやつなどに作って、秋の味覚を楽しんでくださいね。



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    このコラムを書いたArtist

    松井さゆり
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    松井さゆり

    • 野菜ソムリエ
    • フードコーディネーター

    フードコーディネーター/料理家/ いつもの食卓に+Oneのアイデアを!料理の基本を大切に。添加物はなるべく使わない身体にやさしい食事がモットー。旬の野菜をたっぷり使用した毎日のごはんやおうちで簡単に作れるスイーツレシピをご紹介しています。 ◆レシピ開発 ◆コラム執筆 ◆フードスタイリング ◆料理教室 ♦経歴♦ 大阪出身 レコールバンタンフードコーディネーターコース卒業 *イタリアンレストランにてキッチンスタッフ・ホールスタッフとして勤務 *フードコーディネーター事務所に勤務・企業様のメニュー考案、撮影などに携わる *料理教室講師 ♦資格♦ *FCAJフードコーディネーター2級(食の商品開発) *だしソムリエ *発酵食エキスパート *jr野菜ソムリエ *JSAアイシングクッキー認定講師 *食品衛生責任者 ◆受賞歴◆ *2018年 Nadia【コラム賞】受賞 *2019年 レシピブログ「フーディストアワード2019」ホットケーキミックス部門【レシピ賞】受賞 *2020年 E・レシピ【秋のキノコレシピコンテスト】優秀賞受賞

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